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「MAGICAL WITCH ACADEMY」感想

ネタバレ満載エロゲー感想、今回は、

「MAGICAL WITCH ACADEMY」アトリエかぐや
マジカルウィッチアカデミーと読みます。
筆者は詳しくないですがこのアトリエかぐやとやらはエロゲー業界ではけっこうな有名どころのようですね。
そんなアトリエかぐやの作ったこのゲーム、舞台は魔法の存在するファンタジー世界で、主人公の少年ツカサはとある理由から女子高へと特別入学するはめに…
似たような設定がラブぽたにもあったような。
しかしキャラや世界観の完成度は明らかにこちらの方が上ですね。

以下主要ヒロイン。
シルヴィア
ツカサを引き取った先生。魔法使いとしては一流だが性格はかなり難あり。事あるごとにからかうわセクハラするわけっこうやりたい放題。実はツカサの過去に大きく関わるお人。

アルシア
ツカサのクラスメートその1。おしとやかでおとなしい女の子。そのためイベントも微笑ましくておとなしめのものが多いので安心してつき合えるタイプ。

ミルフィ
ツカサのクラスメートその2。常に元気いっぱいハイテンションキャラ。しかし他のキャラに比べて普通…と思われたが実は幼馴染だった事が判明。ある意味最強じゃんそれ。

シズナ
ツカサのクラスメートその3。東の国から来た和風系少女。ストイックで始めはツカサにもそっけない態度だがいざ仲良くなるといろいろ可愛い一面を見せてくれる。これがハーレムルートではツカサの妻だと公言してはばからないくらいツカサラブになってるから笑える。

ライラ
学校に住む淫魔の女の子。最初のHシーンの相手。やはり淫魔だけあってHが大好き、常にツカサを狙ってるため彼女もなかなか難儀な相手。でも意外と話はわかる娘。

エクレール
学校の先生でおっとりした優しい女性。作中ではかなりの爆乳の持ち主でもある。ちなみに二児の母でメープルとマロンという娘がいるがHは出来ないので注意。

イリス
学院の院長で見た目は幼いが実際はかなり長く生きてる大物。優しく落ち着いた性格で常に生徒達の事を思っている。ハーレムルートでのみHできる。


これらのキャラを筆頭とした女の子達に囲まれたツカサの生活はというと…凄まじいの一言。
学校中の女の子が大なり小なりツカサを気に入っている状態で、女の子の方から「一緒にお風呂とかどう?」と言われるくらい。
ツカサにとっては嬉しいやら恥ずかしいやらでいつもタジタジ。
しかもツカサは女の子をエロい気分にさせる魔眼なんて持ってるからうっかり発動させた日にゃ「やってもうたーっ!?」とそのままエロい事をされてしまう始末。
ツカサは常に股間を狙われているような状態です。

そんなツカサもいざHシーンに入るとチソコがありえねぇ耐久力を発揮します。
一回射精して終わりなんて事はまずなくほとんどのHシーンで2、3回は当たり前。多いときは5回を越える事も。
ハーレムルートなんかでは10回越えもあっていっそ笑える。
ツカサのチソコは化け物か。
このおかげでHシーンはかなり濃いものになってます。

あとこのゲームにはルーンというものが存在し、前半の共通ルートで特定のヒロインと3回会う事で手に入ります。
そして個別ルートの魔法を使うイベントで特定のルーンをもってるとHシーンに入ります。
ルーンの内容は以下の通り。
・ふたなり、これはそのまんま。
・性別変化、ツカサが女の子に。
・状態変化、ネコミミが生えたり悪魔化したり。
・時間変化、ヒロインがロリ化。
・性格変化、責めキャラになったりエロ化したり。
・コスチューム変化、メイドさんやナースなど。
ルーン使用Hは各ヒロインに1、2回あり、どのヒロインとどのルーンを組み合わせるとHシーンに入るのかを探す楽しみがあります。まぁめんどくさい方はネットで攻略でも探してください。
…個人的な不満を言うなら魔法でミルフィの乳を大きくしてやりたかった。

ストーリーの方も意外と悪くない出来。
シルヴィアルートではツカサの過去が大きく関わり、アルシア、シズナ、ライラルートではそれぞれの抱える問題に直面して盛り上がりを見せます。一方でミルフィ、エクレールルートでは特にトラブルのない甘い恋模様が見られ、これはこれで良い。
ちなみにシルヴィアルートで一回だけ暴走したツカサによる陵辱シーンがあります。
筆者は陵辱嫌いなのでエロとしては論外でしたがストーリー的には普通に面白かったので問題なし。
あと小ネタですがセーブするとシーンに合わせたタイトルがつくんですが中にはけっこう笑えるものもあって楽しめます。

まとめてみると、キャラはたってるし、ストーリーの出来も悪くなく、もちろんHシーンのレベルも高い、と全てにおいて非の打ち所のない名作のように思えるこのゲーム。
…でも何故なんでしょう。全てのHシーンを見てから振り返って見ると意外とインパクトは弱かった気がします。筆者が思うにこのゲーム、ほとんど全ての点が平均以上なかわりに「ここが特にすごい!」と言えるような目立つ長所がなかったのが原因ではないでしょうか?
まぁ今まで筆者がプレイしたエロゲーが良くも悪くも強烈な個性をもってたのでちょっと物足りなかっただけかもしれませんが。

総評。先にも書いたように全てのレベルが高い割にどうもあと一歩物足りない。
とはいえ出来が悪いわけでは決してなく、むしろ出来は良い。
女の子に迫られまくるツカサの女難ストーリーに興味があればまず外しはしないでしょう。

余談。作中に登場するツカサ以外の唯一の男キャラ、ジーク。アルシアのお供の魔法生物なのだがどうしようもないスケベ。そのため女の子達からはいつも痛い目にあわされている。
笑ったのがツカサを巻き込んで女風呂に乱入し結局見つかってしまったシーンで「どうせあんたがツカサくんを巻き込んだんでしょ」と速攻ばれた事。ツカサが信頼されているのかジークが信頼されてないのか。
ただ最後まで完全にギャグキャラ扱いだったのは少し惜しいかな。少しくらい真面目に活躍するシーンがあっても良かったような?

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