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洗脳系彼女

珍しくふたなりでもない、モンスター娘でもない、異形でもない、普通の女の子がヒロインという、私にしては毛色の違う作品。
これがpixivではけっこう高評価だったのだから世の中わからんものです。

ジャンル…洗脳

以下本文。


「はじめまして。今日からご主人様の肉奴隷としてお仕えさせていただきます、瀬理那(せりな)と言います。よろしくお願いいたします、ご主人様」
「…はぁ!?」
 今でもはっきり覚えている。
 これが瀬理那との初めての出会いだった。



「夢か…?」
 なんで今頃になって瀬理那と初めて会った時の事を夢に見てるんだ俺は。
「ちゅっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅ~っ♥」
 そしていつもの様に、俺のペニスに吸い付いて熱烈にフェラチオしてくれやがってる彼女は…
「瀬理那…お前、ホント、毎朝毎朝、飽きもせず…うぅっ」
 彼女はうちに来てからというもの、毎朝こうして目覚まし代わりにフェラチオをするのだ。
「じゅるるる♥じゅる♥じゅううううう♥」
「こ、こら。そんなに吸われたら、出ちまう…くぅっ」
 瀬理那のフェラチオは恐ろしく上手い。
 唇が適度にペニスを締め付けて、ペニスの先から根元を繰り返し往復する。
 同時に舌がペニスに絡み付いて変幻自在の動きを展開するのだ。
 はっきり言って、気持ちよすぎる。
「れろっ♥れろっれろぉ…♥じゅるるっ♥」
「ぐぁぁ…そんな、先っちょ舐められたら…」
 こんな気持ちいいフェラチオを受けて耐える事なんて出来るわけがない。
 一度彼女にペニスをくわえられたら最後、射精せずにペニスを抜けた試しがないのである。
「ぐぅっ、うぅぅ、で、出るぅぅぅぅ!」

どぴゅぅっ!

「じゅる、じゅるるる♥んぐっ、んぐっ…」
 瞬く間に俺は朝一番の精液を瀬理那の口の中で出してしまった。
 瀬理那は口の中に出された精液を、苦もなく飲み込んでいく。
 しばらくしてようやく口を離した時、口の中に精液は残っていなかった。
「おはようございます、ご主人様。いい朝ですよ」
「あぁうん、おはよう…いつも言ってるけど頼むから普通に起こしてよ、な?」
「ご主人様。私はご主人様の肉奴隷としてご主人様の性欲処理を行う義務がございます。私の事などかまわずむしろ起きぬけに犯してくれてもいいんですよ?」
 …いつも彼女は、こんな調子である。
 そもそも瀬理那は何者なのか。それを語るにはまず俺の爺ちゃんについて語らなければならない。

 うちの爺ちゃんは、悪の秘密組織に勤務している科学者である。
 そんな爺ちゃんからプレゼントが贈られてきたのは1年前の事。
『お前ももう年頃じゃ、頭の中はスケベな想像でいっぱいじゃろ。そんなお前のために爺ちゃんが肉奴隷を用意してやったわい。本来は怪人に改造するための子を、特別に総帥に許可を頂いて一人譲ってもらったんじゃ。その子をお前専用の肉奴隷として洗脳して贈ってやろう。思う存分、その肉奴隷に若い性欲をぶつけるが良いわぃ』
 そうして贈られてきたのが、瀬理那だったのだ。
 申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
 爺ちゃんのせいで一人の女の子が人生奪われたも同然なのだから。
 そして困った事に当の瀬理那自身が、
「お気になさらず。今の私は身も心もご主人様に捧げた肉奴隷。ご主人様の性欲を受け止める事こそ今の私の生きがいであり喜びです」
 と、この有様なのだ。
 うん、がっつり洗脳されてんじゃねぇか。
 
 それ以来、俺の肉奴隷を自称する瀬理那は俺と一緒に暮らしている。
 そして隙あらば性欲処理と称して俺のペニスから精液を貪るのだ。
 毎朝、起きぬけにフェラチオするくらいは序の口。
 食事中にテーブルの下にもぐりこんでフェラしてくる事もよくあるし、ゲームしてる最中に隣に座ったかと思うとペニスを手で握られてそのままヌかれた事もあるし、テレビに夢中になってたらいつの間にかパイズリされててびっくりしながら射精した事も。
 この様に、どこのエロゲーだと突っ込みたくなる生活を俺は送っているのである。
 羨ましい?バカ言え。洗脳された自称肉奴隷のご奉仕とか罪悪感あって素直に楽しめるか。
 
 なんとか瀬理那を正気に戻してやりたい。
 それが今一番の俺の望みだ。
 そして実を言うと、洗脳を解除する方法自体は知っているのである。
 というよりこれも爺ちゃんから俺に伝えられていたんだ。
 じゃあさっさと解除すればいいじゃん、って話になるんだけど、それがそうもいかない事情があって…
 
 
 
「瀬理那…この後、いいか?」
「セックスですか?肉奴隷の私に許可など要りません、したくなった時にいつでも勃起チンポを私のオマンコにぶち込んでくだされば良いのです」
「そんなハードなのは求めてねぇよ!」
 ともかく、俺は瀬理那をセックスに誘い、数分後には俺と瀬理那はベッドの上で二人とも裸になっていた。
「うふふ♥ご主人様、私の裸、もっとじろじろ見てもいいんですよ?」
「うぅ…」
 瀬理那の裸に思わず見とれてしまう俺。もう毎日見てるのに一向に彼女の裸に慣れない。
 だってすげぇ綺麗なんだもん、マジで。正直外見的には超好みだよ。
 悔しいが爺ちゃんの審美眼は確かだったと言えよう。
「さぁご主人様。いつでも来てください。私のオマンコはご主人様専用の肉オナホールです。好きなだけ中で勃起チンポをズコズコして思う存分ザーメンを中に出してください♥」
 まぁ口を開けばごらんの有様なんだが。
 それでも超好みの子が目の前で裸で誘ってくるのを見てペニスを大きくしてしまってるあたり男の単純さを呪わずにはいられない。
 まぁそんな事を言っても始まらないか。
 俺は今日こそは、と心に決めて瀬理那の濡れたアソコにペニスをあてがう。
 そしてゆっくりと、瀬理那の中にペニスを押し込んでいった。
「うっ…くぅぅぅぅ…」
「はぁぁぁ…♥ご主人様の勃起チンポ、入ってきたぁ♥いっぱい、気持ちよくして、差し上げますから♥」
 たちまち俺のペニスは瀬理那の膣肉に包まれて、強烈な快感に襲われる。
 中の襞がねっとりといやらしく絡み付いて、ペニスが溶けるかと思うほどの快感だ。
 正直こんな状況でなければもっとじっくり味わいたいが、今はやるべき事がある。
「瀬理那…」
 俺は瀬理那の目をじっと見つめて、その言葉を口にした。
「『解除コード、認証開始』」
「!?」
 爺ちゃんから伝えられた洗脳解除の方法、まずはペニスを瀬理那のアソコの中に差し込んだ状態で先ほどの言葉を言う事。
 これでまず解除のための準備が整ったと言える。
 そして、問題はここから。
「ご主人様、私を捨てないでください!私はご主人様の肉奴隷としてこの生涯を終えたいのです!ご主人様のチンポなしでは一日と生きられません!」
 瀬理那が自分の洗脳が解除されかかってるのを感じて猛反対してくるのである。
 いつもの事だけど、これ君のためだからね?
「もっと、もっとご主人様を気持ちよくできるよう頑張ります。だからどうか…!」
 そして、
「んっ、んんっ、はぁっ、ふぅぅぅ♥」
 俺のペニスから精液を搾り出そうと、瀬理那の腰が猛烈な勢いで動き出す。
 瀬理那の脚が俺の腰に組み付いて決して離れず、俺のペニスを激しく貪るのだ。
「はぁっ、ふぅっ、ふぅぅぅ、んふぅぅ♥」
「うぅっ、くっ、ふぅぅぅぅ」
 瀬理那のアソコがもたらす快感は倍以上に増大していた。
 当然だ、普通に入れただけでも気持ちいいアソコが全力で俺を射精させようとしてくるんだ。
「ぐぅっ、ぐぅぅぅぅぅ」
 だけど、俺は歯を食いしばってこの強大な快感に必死に耐える。
 俺は今この瀬理那の中で射精するわけにはいかないんだ。
 なぜなら。
 洗脳を解除する方法とは、先ほどの言葉を言ってから10分間、射精せずに耐え切る事。
 これが解除コードとなっているからだ。なんともふざけた話である。
 爺ちゃん曰く『そりゃあうち悪の秘密組織じゃからなぁ、簡単に洗脳解除されたりなんかしたら問題じゃろう』と。
 納得はできるけどおかげでこっちは大変なんですがね。
「ご主人様、私はご主人様のチンポハメ穴なんですよ♥こんな都合のいいオマンコを手放すなんてもったいないと思いませんか?少しでも惜しいとお思いでしたら、どうかこのまま私の中で出してください♥」
 瀬理那の腰の動きはさらにエスカレート。
 前後するだけではなく円を描くようにぐるんぐるんとひねりを加え、アソコにくわえこんだペニスを蹂躙する。
 めまぐるしく変わるアソコの感触が俺に慣れるという概念を与えてはくれない。
「うぐぐぐ…」
「ほら♥ほら♥ご主人様の勃起チンポが中でぴくぴくしてますよ♥ぴゅっぴゅって、射精したいんでしょう?いいんですよ?私のオマンコはご主人様のザーメンを中出しされるのが生きがいのご主人様専用ドスケベオマンコです♥遠慮なく、どぴゅぅっ♥って射精しちゃってください♥」
 瀬理那が興奮で顔を赤らめつつも、優しい笑顔で俺にそう語りかける。
 正直心が揺らぎそうになる。でもダメだ。
 彼女は洗脳されてるだけ、この言葉だって洗脳されてるからこそ出ただけだと自分に言い聞かせとにかく耐える。
「はぁ……はぁぁ…」
「ご主人様、私を洗脳されて肉奴隷にされた哀れな子だと思ってませんか?違いますよ、私はむしろご主人様の肉奴隷として生まれ変われて心底幸せなんです♥こうして毎日ご主人様のチンポにご奉仕して精液を頂くのが何よりの喜びなのです♥どうか私からこの喜びを奪わないでください♥」
 瀬理那のアソコがぎゅぅっとペニスを締め付けてきて、ペニスを襲う快感がさらに一段と強くなった。
 必死に耐えていた俺のペニスだが、もう今にも出してしまいそうになる。むしろ今ギリギリで我慢できてるのが幸運なくらい。
「くぅっ、うわぁぁぁ!瀬理那、もうっ…!」
「ご主人様♥出そうなんですね♥わかりますよ♥ご主人様のチンポの事はむしろご主人様より詳しいくらいです♥さぁ、出してください♥私に雌として生まれた喜びというものを実感させてください♥ほら、ほら、ほらぁ♥」
 俺のペニスにトドメをさそうと瀬理那が容赦なく腰をひねってきた。
 予測不可能の膣肉の動きが、俺のペニスの最後の我慢という防壁を無慈悲に打ち砕く。
「あぁぁぁぁぁ出るぅぅぅぅぅ!!」

びゅくっ!!びゅくっ!!びゅくっ!!

「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「はぁぁぁぁ♥出てます♥私の肉奴隷マンコにご主人様のザーメン♥嬉しいです♥これで私、またご主人様の肉奴隷でいられるんですね♥」
 瀬理那のアソコから襲い来る絶大な快感の前に俺のペニスは“今日も”あっけなく陥落した。
 うん、いつもの事なんだ。
 この一年のほとんど毎日、瀬理那の洗脳解除には挑んでいるんだけどいまだに成功した試しはない。
 10分どころか3分もった事すら数える程という体たらくで、いつも最後にはこうして瀬理那の中で射精してしまい、解除失敗というオチがつくんだ。
 情けない、とは思う。けどあんな気持ちよすぎるものをどうやって10分も耐えろって言うんだ…
 
 
 
「はぁ…」
 セックスを終えてため息をつく俺。
 今日もダメだった…瀬理那を洗脳から解放してやろうとこの一年頑張ってるけどいまだにその目処が立たない。
 そんなに悩む俺に声をかけてきたのは当の瀬理那だった。
「ご主人様。ご主人様が私の事を思ってくれてるのはわかります。でも…」

「私はご主人様の事を忘れたくはありません」

 瀬理那が真剣な面持ちで俺にそう答えた。
 …実は爺ちゃんが伝えてきた洗脳解除法には一つ副作用がある。
 それは『洗脳解除に成功すると、洗脳されてた間の記憶は全て失われる』というものだ。
 爺ちゃん曰く『もし記憶が残ってたらそこから敵に機密情報が漏れるかもしれんじゃろうが』との事。
「私、ご主人様の事忘れるくらいなら一生洗脳されたままでかまいません。だから…どうかずっと、私をおそばに」
 …この一年、瀬理那とすごした時間は何もHな事ばかりでもない。
 普通に遊んだり、一緒に出かけたりだってしている。
 それらの思い出が全て失われるというのは…正直俺も痛い。
 実の所、瀬理那の洗脳解除が上手くいかないのも、この辺の踏ん切りがつかないのも理由だったりする。
 …俺、完全にドツボにはまってんじゃん。
「ほんっと、どうしろってんだ…」
「ご主人様、お悩みでしたら私の体でどうぞスッキリなさってください♥私はいついかなる時でもご主人様の性欲を受け止める覚悟です♥」
「それが困るんだっつーの!!」

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