もうふたなりネタは十分書いたし、当分はモンスター娘、異形娘メインで。
モンスター娘のスキュラといえば下半身が触手ですが、私が人生で初めてスキュラを見たのは魔導物語なので、私にとってスキュラの下半身と言えば犬なんですよ。
触手と犬の折衷を目指したのが今作。
ちなみに以前書いた「複乳妻」と同じ世界観という裏設定。
ジャンル…モンスター娘、スキュラ
以下本文。
宇宙船が故障して近くの惑星へ緊急着陸したのが、一月前。
この惑星の環境が地球と変わらなかったのは幸いだったが、問題は着陸した場所がまわりを海に囲まれた小さな島。
いわゆる無人島だった、って事だ。
通信機の類も壊れてしまったため、こちらから助けを呼ぶ事は不可能。
時間が経てば俺の失踪に気づいて捜索を開始してくれるだろうが…それが俺を見つけ出すまで相応な時間がかかるだろう。
それまで俺はこの無人島で生き延びなければならないのだ。
どうしよう、と途方にくれていた俺だったのだが…どうにか一月ここまで無事に生き延びる事が出来ていた。
というのも…
「ユータ、木の実、たくさん、とれた。一緒に、食べる」
彼女が、いてくれたおかげだ。(あ、ユータってのは俺の名前な)
無人島じゃなかったのかって?
うん、来た直後はそう思ってたんだ。
だから彼女と出会った時は「やった!」と思ったよ。
でもその直後気づいた。
彼女は純粋な「ヒト」ではなかったと。
彼女は元々この島に住んでいただけあって島の事に詳しい。
当然食料の在りかも熟知しており、彼女が色々用意してくれるおかげで俺は飢えずにすんでいた。これは本当に感謝している。
「ユータ、美味いか?」
「うん、美味しいよ、ありがとうな」
「♪」
お礼を言うと彼女は嬉しそうに表情を綻ばせる。
その表情がまた可愛らしい。
はっきりいって彼女は、美人だ。
ウェーブのかかった水色の長い髪、整った目鼻立ち、しなやかな両腕に程良い大きさの胸。
地球でもそうそうお目にかかれないレベルの美女だ。
…上半身は。
「わんわん♪わんわん♪」
「わうーん♪わうーん♪」
「くぅ~ん♪」
食べている俺の体にペタペタとまとわりついてきたのは、6人(?)の女の子達。
この子達には何故か犬耳がついていて、言葉も犬っぽい鳴き声オンリー。
あと裸。そのため男の俺には色々と目のやり場に困る光景。
そして一番重要な要素として、この犬耳娘6人は腰から下が太い触手になっていて…
それが彼女の下半身に繋がっている、という事だ。
わかりにくいかもしれないから言い換えよう。
彼女の下半身は足の代わりに6本の太い触手が生えていて、その先端に犬耳娘の上半身が生えている、という姿なのだ。
なんとも奇妙な姿だ。
それもそのはず。名前を聞くと彼女は「スキュラ」と名乗ったのだ。
地球にも同名で似たようなモンスターの話が存在するが、なんという偶然か。
それがここでは、どうして下半身が6本の太い触手、犬耳娘付きなのかは不明だがまぁそこはよその惑星だし、という事で無理やり納得した。
その姿を最初に見た時は正直かなりびびったものだが…
「ユータ、食べたら、遊ぶ。何する?」
「んー…どうしようかな。海岸を一緒に散歩してもいいし、地球の事話してもいいし…どっちがいい?」
「海、歩きながら、ユータの事、話してくれ♪」
彼女はこの島に一人で住んでいたせいか俺に興味津々で、食料を用意してくれたり、一緒に遊んでとせがんできたり…
モンスターとはいえ助けてくれた恩人を邪険にはできないとそれらに応じてたら、すっかりなつかれてしまったのだ。
俺も現金なもんで、彼女に敵意がないとわかると助けてくれた恩も重なって、すっかり彼女に心許しちゃって現在に至る、というわけだ。
「よし、じゃあ行くか」
「あぁ♪」
「わおーん♪」「わうーん♪」
一緒に散歩に行こうと声をかけるとスキュラとその下半身の犬耳娘達が嬉しそうに笑みを浮かべるのがなんとも心地よかった。
その夜。
スキュラの寝床である洞窟の奥で、休んでいた時の事。
「うぅ…うぅぅぅ…」
彼女が何やら苦しそうな様子で呻いているのが聞こえてきたのだ。
「どうした?どこか苦しいのか?」
心配になった俺はスキュラに近づいて声をかける。
すると彼女は少し顔を赤くした様子で俺に言ったのだ。
「だ、め…ユータ、離れ、て…」
「へ?わぁっ!?」
その言葉を理解するより先に、俺は唐突に地面に押し倒された。
…彼女の下半身である、犬耳娘達に。
「わう♥わう♥」「わおーん♥」
な、なんだ?この娘たち、明らかに興奮してませんか?
この子達もちょっと顔を赤くしてるし…
「わうぅぅぅん♥」
「ちょ、ちょっとおい!?」
俺を押し倒した犬耳娘達は興奮した様子で俺の服を脱がしにかかってきた!
まさかの行動に俺は慌てて制止しようとするも、多勢に無勢。
この島では薄着で生活してた事もあって、あっさりと俺は全裸にされてしまった。
「ど、どうしたんだよ!?何をする気だ!?」
突然の彼女の行動に俺は声を上げるが、
「この子たち、私の体の一部、でも、満月の夜だけ、言う事聞いてくれない、勝手に動く」
当の彼女自身も犬耳娘2人に両腕を地面に押さえつけられて身動きがとれなくなっていた。
…そういえば今日は満月だったっけ。
「我慢、しようと思った、でも、無理、ユータの声、聞いたら…やっ、やぁぁぁぁぁ♥」
彼女の声が喘ぎ声に変わる。
見ると犬耳娘の一人が彼女の股に顔をうずめていた。
スキュラの下半身の触手の間に存在する、地球人女性のものと変わらないアソコに舌を這わしていたのだ。
「あっ♥あぁぁぁ♥だめぇ、恥ずかしい♥ユータ、見ないでぇぇぇ♥」
彼女はすごい恥ずかしがって顔をますます赤くしている。
そりゃ傍目には自慰にしか見えないしなぁ。
自分の体の一部が勝手に動いてオナニーとか何気にマニアックな…
とか思ってる場合じゃなかった。
「わぅん♥」「くぅん、くぅん♥」
俺を脱がしてきた犬耳娘達が露わにされた俺のペニスを舌でペロペロと舐め回してきたからだ。
「ちょ、おぃ、お前ら…おぅぅ」
唐突な展開に頭の整理が追いつかない俺だったが、ペニスだけは正直で簡単に大きくなってしまっていた。
しょうがないだろ、モンスターとはいえかなりの美女で色々世話をしてくれた彼女が相手なんだ。
そんな彼女のオナニー見せられたり、ペニスに丹念な愛撫をされたりしたら、勃起してしまうのは当然だ。
我ながら言い訳くさいけど。
「わんわん♥わんわん♥」
ペニスを2人の犬耳娘に舐められながら、残り1人の犬耳娘が俺の首に抱きついてそのまま頬に舌を這わせてくる。
顔を舐められるくらいは今までにも何度かされているがそれはじゃれあいの範疇だった。
けど今回はいつもとは違う、明らかに性的な意図を含んでいる。
「ほ、本当に一体どうしたんだ…あっ」
「わうーん♥」「わおーん♥」
ペニスはますます熱心に愛撫される。舌での舐め回しから唇での吸い付きに変わって、ペニスは先端から根元まで満遍なく柔らかい唇でちゅうちゅうと吸い付かれた。
気持ちいいのはもちろん、ペニスに愛おしそうに吸い付く姿がとても可愛くてそれが俺をますます興奮させてしまっている。
「やべ…このまま続けられたらそのうちマジで出る…おっ?」
不意に犬耳娘達が俺の体から離れた。
そこでふと向かいにいるスキュラの方に目を向けると、
「ユータぁ…♥」
涙目の彼女と目が合った。
彼女は犬耳娘にアソコを舐められていたのみならず、両腕をおさえていた犬耳娘2人に上半身唯一の衣服であったブラを取られ、露わになった乳房を揉まれ吸い付かれ丁寧に愛撫されていたのだ。
おかげで彼女の表情はすっかり蕩けており、なんて言うかすごく色気のある姿に変貌していた。
「ユータ、私、ユータが欲しい…♥」
「えっ?」
「もう我慢、できない。私の体、ユータを欲しがってる。ユータ、お願い…♥」
突然の申し出にちょっと面食らう俺。
けれど断る気は起きなかった。
俺自身さっきまでペニスを唇で丹念に吸われてもう痛いくらい大きくなってるし、彼女の方もアソコを散々舐められたおかげで、もうトロトロに濡れている。
つまり、お互いもう準備万端という事だ。
「…俺で、いいんだな?」
最後に一応確認。
彼女は黙って首を縦に振ってくれた。
…ならば俺も覚悟を決めよう。
俺は自らの意思で、寝転ぶ彼女の上に乗っかる。
そうして、勃起したペニスをスキュラのアソコに…
じゅぷっ…
静かに挿入した。やはり濡れていただけあって挿入はスムーズだった。
「ふぁぁぁぁ♥ユータの、熱い♥ユータ♥ユータぁ♥」
スキュラは大興奮した様子で俺の体に抱きついてくる。
彼女の乳房が俺の胸板に押し付けられてむぎゅっとつぶれる感触を気持ちいいと感じた。
「わうっ♥」「わぅぅん♥」
俺のペニスの挿入に合わせて、犬耳娘達も喘ぎ声を上げる。
そりゃあ本質的にはスキュラと同一の存在だしな。
ちょっとしたハーレム気分だ。
「うっ、うぅぅ、すごい、気持ちよすぎる…」
それにしてもスキュラのアソコの中…すげぇ気持ちいい。挿入した時点で出さなかったのが奇跡的なくらい。
中の襞の数が地球人女性と比較しても遥かに多く、それらがいっせいに俺のペニスを歓迎してくれるのだ。
やっぱりここらへんはモンスターというかよその星というか。
「はぁ、はぁ。すごく、いいよ…こんなの、すぐにでも出してしまいそうだ」
「いい、いくらでも出していい。ユータの子供、産む♥」
「気が早いっての」
俺はどうにかゆっくりと腰を前後させて、彼女の中をペニスでかき回す。
「はぁ、はぁぁぁ」
「ユータ♥もっと、早くしても、いいぞ♥」
無茶言うな。
今本気で腰をガンガン動かしたら5秒ともたんわ。
ならばそれ以外のやり方で彼女を喜ばせてやらねば。
「あんっ♥」
「どうかな?気持ちいいかな?」
俺がその手を伸ばしたのはスキュラの乳房。
美乳と呼ぶべきその乳房に手を這わせると彼女がわかりやすく反応してくれた。
「気持ちいい♥もっと、もっと触って♥」
「もちろんだ」
気をよくして俺はさらに彼女の乳房を揉み続ける。
その快感が伝わってるのだろう、犬耳娘達も喘ぎ声を上げ続けている。
「わぅんっ♥わぅぅん♥」「わんっ♥わんっ♥」
この犬耳娘達も表情がとろんと蕩けていて、すごく“女”を感じさせる有様となっていた。
そんな子達があられもない姿で喘ぎ声を上げて、それらが複数重なる事で俺の興奮はさらに高まっていく。
「綺麗だ。本当、すごく綺麗なおっぱいだ。触ってみて改めてそれがわかった」
「んん♥ユータが、喜ぶなら、いくらでも、触って、いい♥」
「言われなくても、こんな綺麗で柔らかくて、Hなおっぱい、触らずにいられるか」
我ながらちょっと恥ずかしいセリフだが、言ってる事自体は大げさでもなんでもない、事実だ。
彼女の乳房は本当に、美しくて綺麗なんだ。
大きすぎず小さすぎず、本当に奇跡的なレベルで体とのバランスが取れている。
それでいて張りもあって、柔らかくて、触り心地も抜群だ。
地球人女性じゃ絶対にありえない極上のおっぱいだ。
そんなすごい代物を今俺は独り占めにしている、その事実が俺にさらなる興奮を与えてくれた。
「はぁ、はぁ♥ユータに、おっぱい、触られて、すごく、気持ちいい♥はぁぁぁん♥」
俺に乳房を揉まれて彼女も相当に興奮してくれている。
そしてそれに反応してるのだろうか、アソコの締め付けがさらに強くなり、中の襞の動きもさらに活発になる。
「うっ、くぅっ。なんて締め付けだ…まだこれ以上、気持ちよくなるってのか…」
「あおんっ♥あおーん♥」「くぅんくぅん♥」
犬耳娘達の反応はもっと露骨だった。
俺の体に抱きついてきてその裸の上半身を擦り付けてきたんだ。
犬耳娘達の柔らかな肢体がむにむにと押し付けられて、もう、たまらない。
「うぅぅぅ、もう、ダメだ。そろそろ、出そうだ…」
俺の興奮はいよいよ最高潮に達しようとしていた。
これだけの快感を一身に受けて、むしろよくここまで出さずに耐えたと思う。
「出して♥私に、ユータの、子供、産ませて♥」
「だから気が早いっての…くっ、あぁぁぁ!」
けれどさすがに、もう…我慢の…限界、だ…!
「出、出るぅぅぅ!」
びゅるっ、びゅるぅっ!!
「うわぁぁぁ!!精液が、吸われるっ!!止まらない、射精が、止まらないっ!!」
射精が始まった瞬間、彼女の膣肉がぎゅっと収縮し、俺のペニスから精液を吸出しにかかってきたのだ。
中の襞も総動員して俺のペニスから精液を徹底的に搾り出す。
そしてそれが、とんでもなく気持ちよくて、普通なら数秒で止まるはずの射精が1分以上続いている。
「いい♥ユータの子種♥私の中に♥出して♥もっと出して♥」
すごく嬉しそうに俺の精を吸い出すスキュラ。
そんな彼女の顔を見て、ふと気づいた。まだやっていない事があると。
「……ちゅっ♥」
「!?」
俺は目の前にあった彼女の唇にそっと自分のそれを重ねた。
そう、これだけ激しく体を重ねていながらまだキスはしてなかったな、と気づいたのだ。
本来の順番が逆な気がするが…まぁいいや。
「んんんんんんんん♥」
キスをした瞬間、スキュラはこれまでで一番顔を赤くしながら全身をビクンッと震わせる。
彼女自身も絶頂に達したのだろう。その姿が可愛いなぁと思っていると、
「わふぅ♥」「わぅんっ♥」
「うおっ!?」
犬耳娘達の方から俺にキスのお返しがきた。
6人の犬耳娘達がよってたかって、俺の全身にちゅっちゅっと…
彼女の熱烈なお返しに俺はたまらなく興奮してしまい、
「…ごめん、もう一回いいかな?おさまらないんだ」
ようやく射精が終わったばかりのペニスで再びスキュラの中をかき回し始めた。
「嬉しい♥私も、ユータと、もっと、したい♥」
その笑顔がまた可愛くて、結局この後3回も繰り返した。
初めてのセックスをようやく終えて今、彼女は心底嬉しそうに俺の腕に抱きついていた。
「ユータ♥好き♥大好き♥私、ユータの子供、産む♥」
「ははは…」
ちょっと照れくさいが、こんな美人で優しくてHな彼女にここまで好かれて嬉しくないわけがない。
「本当は、言わないつもりだった。ユータ、遠い星から来た。いつか、この島から出て行く。私の気持ち、伝えたら迷惑。でもこの子達が、私の気持ち、伝えてくれた」
彼女の半身である、6人の犬耳娘達。
今思えばこの子達は本体であるスキュラが言い出せなかった気持ちを代わりに伝えようとしてあのような事をしたのだろう。
ある意味ではスキュラ本体よりずっと素直で欲求に忠実だったとも言える。
「驚かされたけど、まぁこの子達には感謝、だな」
犬耳娘の頭に手を載せ、ゆっくりとなでてやると犬耳娘は嬉しそうに「わうーん♪」と鳴いた。
その翌日だった。
地球からの捜索隊が俺の元に現れたのは。
これでようやく俺は地球に帰れるわけだが…
「ユータ…」
寂しいのをこらえて無理に笑顔を作っている彼女が見ていられない。
そもそももう俺は、このまま彼女を一人でこの島に置いて行く気にはなれなかった。
「一緒に行こうぜ」
「えっ?」
「あー…だから、そのー…一緒に地球へ行こうぜ。ちゃんと手続きとかして向こうで市民権得たら……一緒に暮らさないか?」
最後はちょっと照れくさくて小声になってしまったが。
「ユータっ♥」
「おうっ!?」
するといきなり彼女に抱きつかれて、俺はそのまま地面に押し倒された。
「ユータと一緒♥ずっと一緒♥ユータの子供、いっぱい産む♥」
「わんわん♥」「わうーん♥」「わおーん♥」「わんっ♥」「わふぅっ♥」「わぅー♥」
スキュラと6人の犬耳娘達に胴体から手足に至るまで抱きしめられて、照れくさいけど彼女の気持ちがとても嬉しかった。
捜索隊の人が「こっちが必死こいて探しに来たってのにいちゃつきやがって」って顔してるけど。