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率直に言うとこのゲームは「とにかくひたすらエロい」です。
淫語の連発によるちょっと狂った台詞回しが強烈なエロを形成しています。
メインヒロインであるゆずはと渚は普段は温厚だったりクールだったりするのですが
いざＨシーンに入ると凄い勢いでエロくなります。
個人的には普段クールな渚のエロはギャップがあってなかなか好きでした。
ちなみに二人とも乳もでかいので乳描写もエロいです。
パイズリはもちろん、吸ったり舐めたり。
Ｈシーンの最中にぐちゅぐちゅとエロい効果音が鳴り、しかもフィニッシュ寸前だと早くなるのも小技だがうまい演出です。
ちなみにこのゲーム主人公にも声がついてます。
男の声なんて聞かされてもなぁ、と思ってましたが
慣れてくるとこれはこれでなかなかエロくて素敵です。
そもそも声あててるの女の人ですし。
どうしても嫌なら主人公の声だけカットも出来ます。

このゲームのＨシーンは大半がコスプレＨです。
コスプレの衣装はゲームが進むにつれ増えていきますが一回のプレイでは全部集まりません。
そのかわり集めた衣装は次回プレイに引き継がれるので何回もプレイして全部集めたくなるシステムはちょっと好感もてました。
コスプレＨにはコスプレしてＨする「おねだりＨ」と衣装にあわせて役になりきってＨする「なりきりＨ」が存在しますが最初におねだりＨしないとなりきりＨ出来ないのはちょっと…出来れば初回から選ばして欲しかった…

で、問題点なんですが…このゲームはエロいと先ほど書きましたが実際にはかなり当たり外れが大きかったのが正直なところ。
渚のテニスウェアやゆずはのチャイナドレスのような羞恥系は個人的にアウト。
なりきりＨには演技ではありますが陵辱じみたプレイも多数あり陵辱嫌いな私はこれもアウト。
また主人公がベビー服着てＨするという赤ちゃんプレイも冷静に見ると痛くて正視できませんでした。
いや、この手のゲームで冷静になったら負けだとは思うんですが。
あと一個だけですが芙由子とのＨシーンの最中に大勢の男どもが乱入、芙由子を視姦した上に精液をかけていくというきっついイベントもあります、これは勘弁してほしかったですね…オチがついてるのが救いですが。

さて、Ｈシーンの事ばかり書いてきましたがストーリーの方はどうかと言うと「思ってたほど悪くなかった」です。
もちろんストーリー目当てに買うようなたいしたもんじゃないですが良くも悪くも濃いＨシーンの合間の休息としては意外と普通に楽しめました。
このゲーム、始める前にゆずはと渚のどっちを恋人にするか選ぶんですが選ばれなかった方も主人公に好意をもっていて、ゆずはルートでは渚が「お弁当作ってあげようか？」と言ったり渚ルートではゆずはが「放課後お勉強教えてあげようか？」と言ってきたりするのが面白かったですね。
…これがハーレムルートに入ると一転して主人公を取り合い「おばさん」「泥棒猫」と罵りあうのが本編とギャップあってこれはこれで面白かったですが。
またそれぞれのルートはパラレルワールドという形で微妙に繋がっているのか、ゆずはルートで渚ルートの一部（逆もあり）のシーンが夢という形で垣間見られるのがちょっと不思議な感覚がして面白かったですね。

そして、個人的に一番印象深かったのが川芽あざみのイベント。
主人公の過去に関わる重要人物です。
あざみルート自体はすごく短くてあっけないくらい早く終わりますが…
このあざみルートでのあざみのセリフの一部がゆずはルートで使われていて話が微妙に繋がってるのがわかります。
また渚ルート終盤でもはっきりとは書かれてませんが恐らくあざみルートの内容を夢で見ているのだろうと推測されます。
はたしてあざみルートはあざみの見ている幻覚なのか、それともパラレルワールドなのか…
けっこう切ないイベントで個人的にはけっこうぐっときました。
彼女には幸せになってほしいと思う今日この頃。
…エロのインパクトが大きいこのゲームでストーリーに関して書いてるのはたぶんうちぐらいだろうなぁ。

総評。確かにエロかったけどかなりクセが強い。
そのためけっこう人を選ぶゲームだと思います。
ちなみに芙由子はＨシーンはともかく普段の行動がけっこう迷惑なので私はあまり好きじゃありません。