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サキュバスの卵

ひさしぶりの新作です。

ジャンル…オナホール、異形、逆レイプ、バッドエンド
以下本文。


 それはほんの気まぐれだった。
 帰り道でふっと見かけた奇妙なお店に入ってみた。
 売っているのはHなDVDとかHな本とか…まぁいわゆるそういう専門のお店だ。
 意外にも店主は驚くほど綺麗なお姉さんだった。
 そんな綺麗な店主さんに「これなんかいかがですか」と薦められ、のせられるままに俺はそれを購入してしまった。

 帰宅した俺はさっそく買ってきたものを取り出す。
 「サキュバスの卵」という商品名だが…ようするにオナホールだ。
 あんな綺麗なお姉さんがオナホールを薦めてくる姿にはいろんな意味でドキドキさせられた。
 では…使ってみるか。
 ズボンとパンツは脱いだ、ペニスもすでに硬くなっている。
 …いざ!

ぬるんっ

「うおぉっ!?」
 先端を穴にくっっけた瞬間、ペニスが吸い込まれるように入った!
「くっ…」
 そこからオナホールを動かしてペニスをしごくのだが…やべぇ、これ滅茶苦茶気持ちいい!
 オナホールが適度にペニスを締め付けて、中の突起が絶妙にペニスを刺激してくる…
 う、嘘だろ…始めたばかりなのに…もう出る…!
「くぅっ…!」
 オナホールの中に思い切り射精。かなりの量が出たな…
 まぁあれだけ気持ちよかったならな。
 …あれ?抜けない?
「えっ!?」
 俺は目を疑った。
 オナホールが勝手に動き出し、ペニスを再びしごき始めたのだ!
「ちょ、ちょっと、どうなってんだ!?うぅっ…」
 慌てて俺はオナホールからペニスを抜こうとするが、オナホールは強く吸い付いてびくともしねぇ。
 オナホールはひたすらに俺のペニスをしごきまくる。
 ぐっちょぐっちょといやらしい音をたててペニスを貪ってやがる。
 き、気持ちよすぎる…あ、ダメだ…また出る…
「くあっ!」
 出してしまった…またしてもかなりの量だ。
 ここで俺はおかしい事に気づく。二度もあんなに出したのに、精液がオナホールからこぼれてこない…?
「え、えぇっ!?」
 するとそこでオナホールに異変が。
 細長い筒状であったオナホールが横に大きく膨らんだのだ。
 なんだこりゃと俺が思う間もなく再びオナホールが動き出した!
「ちょ、やめ…」
 力ずくで止めようにもオナホール(?)は全く離れる様子がない。
 むしろ俺のペニスから精液を搾り取ろうとさらに勢いを増している。
「くそ、離れろ…あ、出る…」
 瞬く間に射精を強制された俺。
 すると…なんと膨らんでいたオナホールから二本の足が生えてきた!?
 オナホールが女の下半身になりやがった!?

 この時俺は直感した。
 まさかこのオナホール…俺の精液を吸って成長してる?
 だって精液が漏れてこないし、何より精液を吸うたびに大きくなってきてる。

 嫌な予感がした。これ以上このオナホールで射精したらまずい。
 だが相変わらずオナホールは抜けない、それどころか新たに生えてきた足が俺の腰に組みついてきた!?
 くそっ、ダメだ外れやしねぇ!
「ぐっ、あっ、くそぉっ」
 下半身となったオナホールは激しく腰を前後させて俺のペニスを貪り続ける。
 下半身だけとは言え人間の面影を感じるようになってしまったから余計に感じてしまって…
「うわぁぁぁ!」
 また射精。
 すると今度は下半身の断面からむくむくと肉が盛りあがっていき…女の胴体が出来上がった。
 しかも胸はかなり大きめだ。
 やっぱりこいつ俺の精液で成長してる!
 もはやオナホールとは呼べない女体は胴体を倒して俺の胸にその大きな乳房を押し付けてきた。
 や、やわらけぇ…しかもこのずっしりとした重量感が心地いい…
 もちろんその間にも下半身が忙しなく動いてペニスから精液を搾り出そうとしている。
「あ…出る…」
 精液を吸収した女体から今度は両腕が生えてくる。
 すぐさま女体はその腕で俺の体を抱きしめる。
 もうこうなると引き剥がすなんてとても無理だ。
 女体の動きはもはや精液を貪るなんてレベルじゃない。
 俺はこの首無しの女体に犯されているんだ。
「がっ…」
 さすがにそろそろ射精の勢いが落ちてきた。
 だがそれでも首なしの女体に下半分だけ頭が完成する。
 恐らく次で完全に女の体が完成するだろう。
 そうしたら…どうなるんだ?
「死ぬのよ」
「えっ?」
 下半分だけの頭にある口が喋った!?
「サキュバスって知ってるかしら。男の精を吸って生きる淫魔。あたしはまだ生まれかけだけどね。あと一回、あなたの精液を吸収すれば体が完全に出来上がりこの世に生まれる事ができるわ。引き換えにあなたは死ぬけど」
 死ぬ…?あと一回射精したら、俺は死ぬ?
「や、やめ…ぐあっ!」
 やめてくれ、と言い終える前に再び女体が動き出す。
 俺のペニスから最後の精液を搾り出そうとしているんだ。
「し、死にたくな…あぐっ!」
「そんな事言ってもペニスは正直。早く出したくてしょうがないみたい」
 嫌だ、嫌だ、嫌だ!出したくない!死にたくない!
 だけど女体の膣は容赦なく俺のペニスから最後の精液を搾り取ろうとしている。
 怖いのに、死の恐怖が目の前に迫っているというのに、気持ちいい…
 そして、最後の精液が今にも噴射されようと上ってきている。
「あ…あぁ…」
「さぁ、出してちょうだい、パ・パ♥」
 その瞬間、女体の膣がきゅっと締まり…
「うわぁぁぁ出るぅぅぅぅ!?」
 これまでで最高の快感とともに大量の精液がペニスから噴き出した。
「あぁん、いいわ、美味しい。素敵よパパ♥」
 その精液を糧に下半分だけだった頭の残り上半分が出来上がっていく。
 だがその顔を俺が見る事はできない。
 出来上がる前に俺の命は尽きてしまったのだから…


 一人のサキュバスがある場所を訪れる。
 そこはあのオナホールを売っていた謎の店。
「おかえり」
 そのお店に入ってきたサキュバスを迎えたのはあの綺麗な女店主だった。
 店主の言葉を受けてサキュバスはにっこり微笑み一言。
「ただいま、ママ」

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