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レギオン 最終話

レギオン、これが最終話です。
長すぎてpixivでは前後編に分けざるをえませんでした。
人数もいよいよ大変な数に。
余談ですがpixivで「このシリーズのキャラで一番好きなキャラは?」という内容でアンケートを用意してみたら、一番人気はリィズでした。
乳か、やはり乳なのか。

ジャンル…分身、ハーレム

以下本文


 リィズによるマークス誘拐事件から、三ヶ月程経った頃。
「やった…ついに完成だ!!」
「ここまで長かったわね…」
「さすがに大変だったよ」
「ですがその甲斐はありましたわ」
 フレミア達は歓喜の表情を浮かべていた。
 目の前にある、新築されたであろう巨大な建造物を見つめながら。
「今日からここが私達の新しい家なんだな!!」
「あぁ、家っつーかほとんど城に近いが…」
 ただ一人マークスが冷静につっこむ。
「今更だけどここまででかくする必要はなかっただろう…」
「ははは。つい色々手を加えているうちにこんなに大きくなってしまった」
 当初は『先の戦いでリィズが用意した館』を修復、及び改装してこのメンバー全員で住めるようにしよう、という話だったのにいつの間にやらこんな大きな城を作るに至ってしまったのだ。
 建築自体は魔法でやったし、何より人手が有り余っていたおかげで、普通に建てるよりは格段に早かった。
 それでも、完成まで三ヶ月もかかってしまうくらいなのだから相当な大きさだ。
「まぁ家の事はいいや。そもそも予想外だったのは…結局この島に住み着く事になった、って事だよな」
 現在彼らがいるのは、先の戦いでリィズが用意した無人島であるのだ。
 マークスにとってはリィズに拉致されて強引に連れてこられた場所であり、事件が解決した以上は用のない所であるはずだった。
「『帰ろうぜ!!俺達の住処に!!』なんてかっこつけて言ったのになぁ…」
「それは仕方ないだろう。今の私達の人数を考えればな」
 ぼやくマークスにフレミアがフォローを入れてくれる。
「私が25万、アイリスが10万、メイファーが15万、そしてリィズが200万…合計で250万人だぞ。以前住んでいたあの場所ではさすがに手狭になってしまった」
「それに…あそこがいくら人のよりつかない辺境とは言っても、それだけの人数が集まったらさすがに目立って怪しまれてしまうわ。そうなると余計なトラブルも招きかねないのよ」
 アイリスから説明が追加される。
 以上がマークス達が引越しを余儀なくされた理由であった。
「そう考えるとこの島は確かに都合がいい。意外に広い島だからスペース的には全く問題ないし、何より大陸からは遠く、近くに他の島は皆無。つまり近辺に人は誰一人としていないから少々派手な事をしても誰にも知られる事はないというのはありがたい」
「何する気だよお前は」
 リィズが「誰にも知られず邪魔されないように」という理由で選んだこの島がこんな形で役立つとはなんとも皮肉である。
「ともあれ、新しい住処がこうして完成したのだ。いよいよ今日から本格的に、この島での生活が始まるんだ」
「なんかワクワクするね、マークスさん!」
「マークス様、これからたくさん素敵な思い出作りましょうね」
 一同はこれからの新生活を楽しみにしている様子だ。
 マークスだけは『どうせ俺がエロい事されるのは確定だけどな』と苦笑いだが。
「そういうわけで、今夜は我々の新しい生活の始まりを祝して乾杯と行こうではないか」
「賛成っ!!」
 フレミアのこの一言で、この日の夜に宴会を開く事が決まった。
 
 だがこの時は知る由もなかった。
 この宴会であんなトラブルが起こるなどとは…
 
 
 
「おおぅ…すげぇ、どれも美味そうだな」
 宴会には美味しそうな料理が数多く並べられ、マークスもどれから食べるか迷う程だった。
「ほーら、マークス、口を開けるがいい」
 そこに料理を差し出してきたのはフレミアである。
「あ、あーん…」
 大人しく口を開けると、フレミアが手ずから料理を食べさせてきた。
「どうだマークス」
「あぁ、美味いな」
 口を閉じ料理を噛むと口の中に美味しさが広がりマークスも満足そう。
「マークス様、こちらのお料理も美味しいですわよ」
 さらに反対側からリィズが同じ様に料理を差し出してきた。
「あーん…」
 マークスはこちらも大人しく口を開け、リィズに食べさせてもらう。
「いかがですかマークス様」
「あぁ、確かにこいつも美味い」
 美女二人に料理を手ずから食べさせてもらう事に少し恥ずかしがりながらも、嫌がりはしないあたりマークスも随分慣れたものである。
「えへへ~マークスさ~ん」
 そこに近づいてきたのはメイファー。
 しかし少し様子が変だと思って見てみると…
「メイファー!?酒飲んでんのか!?」
「ちょっとだけね~」
 この世界に未成年の飲酒に対する罰則などはない。
 かといってあまり褒められた行為でもないのだが…せっかくの宴会で野暮な事を言いたくないのでマークスもここは黙認した。
「マークスさんも飲もうよ~」
「ま、まぁめでたい席だしな…」
 マークスも酒を頂こうとした所に…
「んむっ!?」
 突然、アイリスが唇を重ねてきた。
 そしてアイリスの口から何かがマークスの口内に流し込まれていく。
「ぷはっ、美味しかった?」
「これ、酒か?」
 さすがに動揺するマークスだったが、しばらくしてアイリスに口移しで酒を飲まされたのだと理解した。
「ず、ずるいぞアイリス!口移しで飲ませるなんてー!!」
「そ、そんなやり方が…」
 これを見たフレミアは文句を言い、リィズは驚きつつも感心している。
 そしてメイファーは、真剣な表情で何やらつぶやいていた。
「うーん、口移しを超えるインパクトとなると…あとはボクの裸に料理乗せるくらいしか」
「おいやめろ、何言い出すんだ。そしてフレミアとリィズ、脱ぎだすんじゃない」

 そうして宴会は進み、大方の料理は食べつくした頃。
「ふぅ…美味かったな…」
「マークス、デザートに果物でもどうだ?」
 フレミアが一個の果実をマークスに差し出してきた。
「…なんだこりゃ?これ果物なのか?初めて見るな…」
 しかしそれはマークスにとって初めて見る代物である。
「マークスが知らないのも無理はない。かなり希少な果実だからな。私自身この島にこいつのなってる木があるのを見つけた時は驚いたものだ」
「へぇ~。そんな珍しい果物なのか…どれ…」

 パクッ。

 希少な果実という事で好奇心がわいたのか、あるいは宴会で気が緩んでいたのか、マークスはその果実をあっさり口にしてしまった。
「ふむ。少し変わった味だがなかなかクセになりそうな味だな。悪くない」
 果実を食べきり、満足そうに味の感想を言うマークス。
 その様子をフレミアは妙にドキドキしながら見つめている。
「そ、そうか。美味かったか、それは良かった……それで、他にはどうもないか?」
「は?いや、別にどう…も?」
 フレミアの妙な質問を疑問に思った瞬間。
 マークスは自らの体に異変を感じた。
「はぁ、はぁ…これはっ…」
 突然体の奥底から湧き上がってくる熱。
 その熱はどんどん全身に広がっていく。
「なんだ、どうなって…」
 そして熱が完全に全身に行き渡ったかと思うと、
「うぐっ!?」
 今度は体のある一点が集中的に熱が高まり始めた。
 この時点でマークスは嫌な予感がする。
「おい…まさか、これ…あぁ、あああぁぁぁぁっ!!」
 そしてマークスが絶叫すると同時に、
 
 ビリビリビリッ!!

 マークスのズボンが内側から破られてしまい、その中のものが飛び出してしまった。
 しかし…
「な…なんじゃこりゃあっ!?」
 そこにあったのはマークスがよく知るものとはまるで別物だった。
 マークスのペニスが通常からはありえない程に大きく膨張してしまっていたのだ。
 ペニス自体も大きく熱を持ってしまい、疼いて仕方ない。
 そしてもう一つ目をひくのが、ペニスの下の袋の方である。
 こちらもとんでもない大きさに膨れ上がっていた。
 片方だけで大玉スイカ程もあると言えば理解して頂けるだろうか。
「こ、こんなに大きくなるとはな…」
「…さすがに驚いたわ」
「た、タマの方もすっごい大きさ…」
「わたくしの胸と同じくらいの大きさかもしれませんわ」
 それを驚きながらもじっと見つめているのはレギオン4人。
「み、見るんじゃねぇーっ!!」
 さすがに恥ずかしくなって隠そうとするが、こんな大きなモノを隠しきれるわけもない。
「おい、フレミア!!これお前の仕業だろ!!どういう事か説明しろ!!」
「うむ。実はさっきマークスが食べたあの果実はな…」
 
 
 フレミアがこの果実を見つけたのはこの島に引越しを決めて間もない頃。
 この島に住むと決まったからには、島の事を知っておかねばならない。
 そう思ったフレミアが島を探索していると…
「こ、この木になってる果実はもしや…間違いない!!市場でも滅多に出ない希少なアイテムが、こんなに…!」
 問題の果実が木にたくさんなってるのを発見。
 魔女である彼女はこの手のアイテムには詳しく、この果実の希少性も熟知している。
 フレミアが思わず興奮してしまうのも当然であった。
 すぐさまフレミアはリィズを呼び寄せて問い詰める。
「リィズ!お前この果実の存在を知っててこの島を選んだのか!?」
「この果実がどうかしましたか?わたくし一度食べてみましたけど変わった味がするだけの普通の果実でしたわよ?」
 だがリィズの反応は鈍く、この事からリィズはこの果実の正体を知らないという事がわかった。
「リィズ、お前は新米とはいえ魔女なんだからこれくらい知っておくべきだろう…」
 リィズの無知っぷりに頭を抱えるフレミア。
 一方でこの果実の事を知らずにこの島を選んだ彼女の運には驚嘆するが…
「仕方ない、教えてやろう。この果実はな、女性が食べる分にはただの変わった味の果実でしかないのだが…」

「男性が食べると強力な精力増強の効果があるんだ」

「…それってつまり!?」
 フレミアが言った意味を理解するとリィズの顔が真っ赤に染まる。
「そのためこの果実は精力剤としても使われているんだ。しかし希少なせいで滅多に市場には出ないし、出てもかなり高価なんだぞ。それがこんなにたくさん、自然になってるのを見たのは私とて初めてだ」
「この果実にそんな効果がおありだったなんて、わたくし全く知りませんでした…」
 そこでフレミアはニヤリと笑った。
「今建てている新しい家、あれが完成したら記念に宴会を開こう。そこで料理をたくさん出して、そのデザートにこいつを出してマークスに食べさせてみよう」
「えぇっ!?」
「マークスのチンポがギンギンになっておさまらんようになるぞ。そんなマークスに抱いてもらえるなんて…考えただけで濡れるな」
 宴会の締めにはぴったりの趣向だ、と本人は確信している。
「よ、よろしいのでしょうか。マークス様を騙すような形になりますが…」
「リィズ、お前も想像してみろ。何人ものお前が次々と、マークスにチンポをつっこまれる様を」
「…!?」
 先ほどよりもさらに顔を赤くするリィズ。そして…
「ごめんなさいマークス様、いっぱい気持ちよくしてあげますからそれでお許しを…」
 フレミアの行為を黙認する事を決めたのであった。



「というわけだ」
「うん、お前らが魔女だって事をひさびさに痛感したよ」
 ぼやくマークスだったが、その間にもペニスが痛いほどに勃起してまるで落ち着かない。
「なぁ、これ本当に元に戻るんだろうな」
「あぁ、たくさん射精すればいずれは効果が切れるぞ」
「そんな方法しかないのかよ…」
「ただし自分でしてもイケなくなってるぞ、それも果実の効果でな」
「ちくしょう、無駄に丁寧だなおい!」
 こうなると、もうマークスがやるべき事は一つしかない。
「ようは誰かにチンポを射精させてもらうしかないのだ。だが案ずる事はあるまい?お前とセックスをしたいという女がここに250万人もいるんだからな」
 フレミアがいやらしい笑みを浮かべながら、服を脱ぎだす。
「なぁ、いいだろう?マークスもそのチンポにたまった精液、出したいだろう?」
 裸になったフレミアがマークスにしなだれかかってきた。
「うふふ、そういう事ならあたしも頑張っちゃおうかしら」
 同じく裸のアイリスがマークスの上着を脱がしていく。
「マークスさん♪おちんちん苦しいんだよね?楽にするの、ボクも手伝ってあげる♪」
 メイファーもとっくに裸になって準備は万端だ。
「マークス様…わたくしの体、好きに使ってください…」
 当然のごとくリィズも裸。大胆な言葉でマークスを誘ってくる。
「マークス」「マークス」「マークスさん」「マークス様」
 そして周りには何万人ものフレミア、アイリス、メイファー、リィズ達が迫るように集まる。
 無論彼女達も裸で、期待するような目でマークスを見つめていた。
 250万人のレギオンに取り囲まれ、いよいよマークスも腹をくくる。
「ああもう!やってやらーっ!!」
 マークスはこのありえない程にたまりまくった精力を、無数の彼女達相手にぶつける事にしたのであった。
 半ばヤケになったとも言うが。











「そんな馬鹿な…」
「嘘でしょ…」
「こんな事ってあるの…?」
「いくらなんでもありえませんわ…」
 レギオン4人は信じられない光景にただ驚愕していた。
「何故…何故なんだ…」

「何故250万人全員とセックスして、まだ効果がおさまらんのだ!?」

 フレミア、アイリス、メイファー、リィズ、合計250万人は一人の例外もなくマークスの精液を体内にも体外にも受けていた。
 これだけでもマークスは想像を絶する量と回数の射精をしている。
 にも関わらず、いまだにマークスのペニスは大きいまま、全くおさまる気配がなかった。
 玉袋だけはほんの一回りほど縮んだが、まだまだ十分すぎるほど大きい。
「冗談だろ…おい、どうなっちまったんだ俺の体…」
 当然、この状態に一番動揺してるのはマークス自身。
 あれほどの射精をしたのにまだまだ余裕とばかりに大きいままそそり立つ自身のペニスに恐怖すら感じる。
「…やっぱり果実をそのまま食べたのはまずかったかな」
「おい今なんつった」
 その時、ぽつりともらしたフレミアの言葉をマークスは聞き逃さなかった。
「マークス顔怖い!?お、落ち着け、頼むからちゃんと話を聞いてくれ!!」
 怖い顔のマークスに詰め寄られ、慌ててフレミアは弁解を始める。
「あの果実が精力剤として使われてる、というのは本当なんだ。ただ…」
「ただ?」
「実際に使う場合は果実ではなく搾った果汁を、さらに水で10倍に薄めて飲むのが正しい使い方なんだ。果実を直接食べたりはしないんだ」
「…今の俺みたいになるからか」
「あぁ。あまりに効きすぎてしまうんだ」
 間違った使い方だと知りながら実行したフレミアに憤るマークス。
 しかし本当の問題はここからだった。
「だがそれでもこの状況はおかしい!効きすぎるとは言ったが、それでも1万回くらい射精すれば効果は切れるはずなんだ!こちらは250万人、余裕で搾りきれると思っていたのだが…」
 つまりフレミアはなんとか出来るという確信があったからこそ果実の間違った使い方をあえて実行したのだ。
 それ故この状況はフレミアにとっても完全に想定外なのである。
「…待って、1万回ってのは普通の男が果実を食べちゃった場合の話でしょ?」
 しかし、そこに口を挟んできたのはアイリスだった。
「どういうことだ?」
「マークスはフレミアと出会ってから今まで、毎日何十回と射精する生活を送っていたのよ?それで精力が鍛えられて常人より遥かに強くなったって事は…」
「そういえば…いつからだろう?一日の射精回数が50回を超える毎日が平気になってしまったのは…!」
 自分の今までの生活を省みて明らかになる衝撃の事実。
 いつの間にかこんな生活に順応してしまっていた自分にマークスは戦慄が走った。
「そうか!普通の男でも高すぎる効果を発揮するこの果実、それを常人離れした高い精力を持つマークスが食べたりしたら…」
「250万人とヤってもおさまらない精力を持ったとしても、不思議ではないわ」
 つまり、マークス自身の精力の強さを計算に入れてなかったフレミアのミスが原因だった。
「…バカみたいな話だが、とりあえず原因はわかった。問題はこれをどうするかって事だよ」
 話している今もペニスが射精したくて疼いている。
 自分でしごいても射精できないのが思いのほか厄介だ。
 射精したくてもできないでいるのは心身ともに非常につらい。
「一応聞くが、これって時間が経ったら効果が切れるって事はないのか?」
「ない。効果が切れるまで射精させるしかない」
「くそっ!」
 となると頼みの綱は4人のレギオン達だが…
「なんとかしてあげたいけど、さすがのあたしもヘトヘトだわ…」
「わたくしも…まさか200万人のわたくしが全てダウンするなんて…」
 アイリスとリィズが体力の限界を訴える。
 それはフレミアとメイファーも同じ。
 マークスとのセックスが大好きな彼女達ですら、さすがに休息が必要なほど消耗しているのだ。
「時間をおいてから続きをやるしかないんじゃないかな?その間マークスさんに我慢させるのは申し訳ないけど…」
 メイファーが出した案はベストとは言えない方法だが、他に方法が思いつかない以上、これが次善策かと思われた。
 しかし…
「それはダメだ!!」
 フレミアから強い反発が起こる。
「あの果実を食べて長い時間射精しないで放置していると、行き場を無くした精力が体内で膨れ上がって…」

「最後は暴発して、体が爆発四散してしまうんだぞ!」

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
 フレミアの衝撃発言に絶叫するマークス。
 唐突に自分の命の危機を告げられては無理もない。
「ちょっと!?それ本当なんですの!?」
 リィズも仰天してフレミアを問い詰める。
「あぁ本当だ。実際にあの果実を死刑囚の男性に食べさせて爆死させるという処刑をやってる国もある」
 物騒な話を聞かされてマークスの危機感はさらに煽られた。
「お、お前なんちゅうもん食わせてんだぁぁぁぁぁっ!?」
「本当にすまないマークス、だが今はそのチンポをおさめる方が先決だ」
 いつになく真剣な表情のフレミア。
 こんな話でなければさぞ格好良かっただろうに。
「…そういうわけだから時間を空けてその後続き、なんて悠長な事は言ってられない。休む間もなく、連続で、マークスを射精させてやらねばならん」
「けど、ここまでHしまくって…ボク達みんなもうそんな体力残ってないよ…」
 250万人の彼女達は全員すでにダウン。
 もう、マークスを射精させられる者は誰一人として残っていないのだ。
 だがこのまま放っておけばマークスは爆死してしまう。
 やむなくとった決断は…
「…私がやる」
「フレミアさん!?」
 体力を使い切った体で、強引にセックスを続行する事だった。
 それにフレミアが自ら真っ先に名乗りをあげる。
「無茶だよ!?フレミアさんだってもう体力的に限界でしょ!?これ以上Hしたら…」
「…強すぎる快楽に耐え切れずに私の精神が崩壊して、廃人になるかもな」
「はぁ!?」
 今度はフレミアの精神崩壊の危機ときた。
 危機的状況の連続に本当はマークスもパニック寸前である。
「だが、これは私の不始末だ、私が責任をとらなければいけない。それに何より、私のミスでマークスが死ぬなんて絶対に嫌だ。私の心と引き換えにマークスの命が助かるならその方が良い。愛するマークスに壊されるなら、それもそれで悪くないだろう…」
「おい、なんでこんなバカみたいな話でこんな重い展開になってんの!?」
 こんな状況でもつっこみを入れるマークスをよそに、フレミアは悲壮な覚悟を固める。
「そういう事ならわたくしにもヤらせてください!!マークス様、わたくし200万人全てが壊れようともマークス様の精を全て受けきる所存ですわ!!」
「ボクもヤるよ!マークスさん、例えボクが壊れても気にせずそのまま犯して!!それでマークスさんが助かるなら本望だよ!!」
 リィズとメイファーも、すっかり覚悟をきめてしまった。
 そして、体をふらつかせながら彼女達はマークスに近づいていく。
 マークスを助けるために。
「おい、待て。ちょっと待てって。お前ら本気かよ!?」
 いよいよもって進退窮まるマークス。
 このままでは自分は助かっても彼女達が無事ではすまない。
 かといってこれを拒否すれば自分は死んでしまう。
(一体どうすればいいんだ!?本当にこんな方法しかないのか!?)
 いくら考えても答えが出ないまま、いよいよマークスがフレミア達に犯されそうになった、その時。
「落ち着きなさいあんた達」
 突然あたりに寒風が吹き荒れ、たちまち一同のテンションが下がった。
 こんな事ができるのは一人しかいない。
「アイリスっ!!」
「ちょっとは頭冷えたかしら?」
 アイリスの魔法で一同はいったん冷静になる。
 それこそがアイリスの狙いであった。
「何故邪魔をするんだ!!早くなんとかしないとマークスが…」
「そんな事はわかってるわよ。けどそんな自己犠牲に走る前に、もっと安全なやり方を試してみるべきじゃないかしら?」
「他に方法が!?」
 この言葉に驚く一同。
 アイリスにはこの状況をなんとかできる策があるらしい。
「えぇ、むしろなんでこれを誰も試さないのかと…あなた達いくらなんでも慌てすぎでしょ」
「教えてくれ!!一体どうすればいいんだ!?」

「レベルアップよ」

「へっ?」
 アイリスの提示した策にマークスは思わず気の抜けた声が出てしまった。
「ようするに、250万人じゃ今のマークスのチンポおさめるには足りない、って事でしょう?ならもっと増やせばいいのよ。単純な理屈じゃない」
 あっさりと言い放つアイリスだが、フレミアはやや困った表情で反論する。
「いやアイリス。口で言うのは簡単だが、レベルアップなんて狙って起こせるものではないぞ?」
「あら、この短期間で3度もレベルアップしたあなたのセリフじゃないわね」
 それを言われてはフレミアも返す言葉がない。
「レベルアップに必要なのは心の底からの強い感情、ってのはわかってるわよね?」
「強い感情…ふぬぬぬぬ…」
 試しに思い切り気合を入れてみるが、まるで効果はない。
「そんなんじゃ全然ダメよ。思い出しなさい、今までどんな時にレベルアップした?」
「えーと…アイリスとケンカした時…メイファーと戦った時…リィズに追い詰められた時…」
「それらに共通点があるでしょう?」
「共通点?」
「マークスよ!」
「俺っ!?」
 いきなり名指しされマークスは面食らう。
「全てのレベルアップにマークスが関わっているわ!あたし達にとってマークスこそがレベルアップの鍵なのよ!!」
 この事に、フレミアははっとした表情を浮かべる。
「い、言われてみれば確かに…!」
「あたし達はマークスに関わる事なら心の底から強く思える。そして今回はマークスの命が危ないという、ある意味今までで最大のピンチよ!ならば心の底から強く思えるはずよ、マークスの命を助けたいと!…これでレベルアップできないはずがないわ!!」
 アイリスの力強い説明に他のレギオン3名も心を動かされ…
「わかった…やってみせる!!」
「ボクだって!マークスさんの事はいつだって思ってるもん!」
「マークス様のためなら…レベルアップの一つや二つ、起こして見せますわ!」
 本当にレベルアップを引き起こすために精神を集中し始めた。
「それじゃ、あたしもレベルアップしなきゃね…マークスはそこで見ててね、あたしが本気出すトコロ♪」
「あ、ああ…」
 そしてアイリス自身もレベルアップしようと同じ様に精神集中を始める。
 その光景をマークスは心配そうに見つめていた。
(理屈としてはあってるのかもしれないが、それで本当にレベルアップできるのか?そんな簡単に上手くいくとは限らな…)
 しばらくして、4人のレギオンの体が発光し始めた。レベルアップの前兆だ。
「マジかよ!?」
 本当にレベルアップを成功させようとしている彼女達にマークスは驚くやら呆れるやら。
 そうして彼女達の体がますます強く光り…
 
 カッ!!!

 今までのレベルアップの中で最高に強い閃光を放って見せた。





「おい…なんだよこりゃ…」
 強い閃光で目がくらんだマークスはしばし視界を失う。
 そしてようやく目が見えるようになった時、そこにあった光景を見て今度は言葉を失った。

 マークスを中心に360度、見渡す限りの、人、人、人。
 どこまでも人だかりが続いていて、最後尾がまるで見えない。
 この世の全てが彼女達で埋め尽くされたんじゃないかと錯覚する程の大群。
 これらが全て、フレミア、アイリス、メイファー、リィズの4人で構成されているのだ。
「増えすぎだろ!?これ、一体何百万人いるんだ!?」
「何百万、じゃないぞ?」
 
「1200万人だ」

 一人のフレミアがさらっと答えた。
 これは東京都の人口と大体同じ数である。
「いっせんにひゃくまんにんっ!?」
 リィズが最初100万人と言った時はあまりにもデタラメすぎると思ったマークスだったが、彼女達はそれをあっさりと上回って見せた事に度肝を抜かれる。
 あまりにもスケールが大きすぎてもう何と言っていいのか全くわからなかった。
「ちなみに内訳はこうなっているわ」
 アイリスが詳しい情報をさらに追加してくれる。

  フレミア  25万→ 300万
  アイリス  10万→ 150万
 メイファー  15万→ 250万
   リィズ 200万→ 500万
 ――――――――――――――――
    合計 250万→1200万

「ふぇ~、こうしてみると本当にみんな一気に増えちゃったね」
 のんきにそう言っているのはメイファーだ。
「マークス様いかがですか?わたくし、こんなにたくさん増えましたのよ?」
 嬉しそうな様子で声をかけてくるのはリィズである。
「は…ははは…」
 この非常識極まる光景にもはやマークスは笑うしかない…と、その時。
「ぐああああああああっ!?」
 突然マークスが声をあげたかと思うと、ペニスがさらに一回り大きく膨らんだ。
 びくんびくんと痙攣し、いかにも我慢の限界といった様子である。
「いかん!これ以上放っておくと本当に爆発する!!すぐに射精させないと!!」
 それを聞いてすぐさまマークスのペニスにレギオン達が飛びついてきた。
「ふふ、これだけ大きくなると舐めるのも一苦労だな」
「それを人数でカバーしちゃうのがあたし達レギオンだけどね」
 フレミア、アイリス、メイファー、リィズの4人一組が、マークスのペニス先端を舌で舐めまわして来る。
 さらに…
「えへへ、根元の方もいっぱいちゅっちゅってしてあげるね」
「袋の方も揉んでさしあげますわ」
 もう一組がペニスの根元、及び玉袋に手と舌を伸ばしてくる。
「そ、そんなっ、8人がかりなんて…こんなの、気持ち、良すぎる…」
 ペニス全体が8人のレギオンの舌と唇によって愛撫されるという巨大な快感には到底耐えられない。
「うっ、うわぁぁぁぁ出るぅぅぅっ!!」

 どっぷ!!どぴゅるっ、どぴゅ、どぴゅっ、どびゅびゅっ!!

 大量の精液がペニスから噴出したおかげで、ペニスはほんの少しだけ縮んだ。
 爆発の気配もわずかに遠のく。
 しかし、まだまだこの程度では果実の効果をおさめるには全然足りない。
「ふふ…ここまで我慢した分、たくさん出たな…しかし、まだまだこれから…」
 大量の精液を浴びたフレミアがペロリと口周りの精液を舐め取る。
 そして「ふふっ」といやらしい笑みを浮かべて言った。
「マークスよ。これから私達1200万人が、全力でお前の精を搾り取ってやる」
「えっ」
 何やら恐ろしい事を言われてマークスが戸惑う。
「今のマークスの超精力を考えると、それくらいしないとおさまらないかもしれないからな」
 そう言いながらフレミアの手がペニスをしゅっしゅっとしごいてきた。
「そのためにレベルアップしたんだから。果実の効果が切れるまで、ノンストップでヤるわよ♪」
 アイリスがそう言ってペニスの先端を手のひらでなで回してくる。
「ボク達にまかせて♪その袋の中に溜まってる精液、ぜ~んぶ搾り出してあげる♪」
 たぷたぷとスイカ並に膨れ上がった玉袋を揺さぶってくるのはメイファーだ。
「今度こそマークス様の精液は一滴たりとも残しませんわ」
 ペニスの裏筋に舌を這わせてくるのはリィズである。
 
 この時マークスは強く思った。
 爆死は免れても別の理由で死ぬんじゃないか、と。





「んっ…ふぁぁ…入ってきたぁ…」
 フレミアが騎乗位でマークスのペニスを飲み込んでいく。
「ふふ…私は、やっぱり、この体位が、一番、好きだな…」
 マークスの体の上でフレミアが上下に激しく動き出す。
 さらにそこにもう3人のフレミアが近づき、二人はマークスの乳首に舌を這わせ、残り一人はマークスと唇を重ねてきた。
「んっ、ちゅっ、マークスぅ」
 愛おしそうにマークスとキスを繰り返すフレミア。
 マークス自身もフレミアと舌を絡めてキスがますます激しくなる。
「こうしていると、初めて出会った頃を思い出す。あの頃の私は、一万人だったな」
 ふとフレミアが以前の頃を思い出して語りだした。
「それが今や300万人だ。この短期間でここまで増えるとは、さすがに思っていなかった、あんっ」
 下からマークスに突き上げられフレミアが喘ぎ声をあげる。
「これも、マークスの、おかげだな、んあっ、だから、300万人の私で、んんっ、めいっぱい、気持ちよく、してやるからな。ああっ!!」
 マークスと繋がっているフレミアの動きがさらに激しさを増した。
 ぐっちゅ、ぐっちゅといやらしい音が断続的に響いている。
「うっ、ぐっ、あぁっ」
 当然、膣内のペニスも激しくしごかれ、強烈な快感に身悶えするマークス。
 その上、乳首を舐めまわすフレミアの舌もますますねちっこくなる。
「ここも、いっぱい舐めてやる、れろぉっ」
「んっ、ちゅっ、ぢゅ~っ」
 時には舐めるのではなく乳首に強く吸い付く事も。
 ただでさえ強い快感を受けている所に、そんな事をされてはマークスはたまらない。
「出るぅっ!!」
 その瞬間、フレミアの膣内でマークスが射精して大量の精液が注ぎこまれていった。
「おおっ、出てる、私の中に、マークスの精液が、こんなに…」
 フレミアも自身の中に出されて興奮している。
 しばし快感の余韻に浸った後、いったんマークスのペニスは解放された。
「さて、次はどうするか…」
 少し考え込む様子を見せるフレミア。
 そして、何か思いついたのかニヤリと微笑んだ。
「そういえば、これは試した事なかったな。意外な事に」
 そう言ってフレミアは両足の裏でマークスのペニスを挟んでくる。
「そうだ、足コキだ。ほれ、このまま私の足でしごいてやる」
 フレミアの足がマークスのペニスを挟んだまま上下に動き始めた。
 しかし今の巨大化したペニス相手では少し刺激が足りないようだ。
「この程度では物足りないか?ならばもっと増やしてやる」
 横からさらに4人のフレミアが追加され、それぞれが足でペニスを挟んで来る。
「そうれ、5人がかりの足コキだ。存分に味わうがいい」
 今度は10本の足が、マークスの巨大なペニスをいっせいにしごき始めた!
「おぉっ、おわぁぁぁっ!?」
 これにはマークスも思わず声をあげてしまう。
 足コキ特有の感覚はもちろん、何より「足でされている」という特殊な状況が(それも5人がかりで)マークスに思った以上の快感を与えていた。
(うっ、くぅっ…なんだこれ…気持ちいい…俺は、別に、Mとかじゃねぇはずなんだが…)
「ふふん、気持ちいいか?」
「気持ち良さそうだな、ただでさえ元気すぎるチンポがますます興奮してるのがわかるぞ」
「足でチンポをしごかれるというのもなかなか良いだろう?」
「ほれ、もっとしごいてやるから、早く精液出してくれ」
「私達の足にぶっかけていいんだからな」
 マークスが感じているのを見た5人のフレミア達は足コキをますますエスカレートさせていく。
 先端から根元までペニス全体が満遍なく10本の足によってしごかれ、マークスの快感は止まらない。
「うあっ、はあっ、はぁぁぁぁ」
「ふふふ、すごく感じているな」
「ではカリをこうして、しごかれたらどうかな…」
「ふぅああああっ!?」
 カリ首を足の裏でシコシコとしごかれ、マークスの快感はさらに跳ね上がる。
「マークス、お前とはそれなりに長い付き合いだ」
「お前のチンポはどこが弱いかなんて知っているんだからな」
「ほらほら、ここがいいんだろ~?」
「ふぅっ、ふぅぅぅぅぅ!?」
 ペニスの弱い所を重点的にしごかれ、強い快感を受け続けるマークス。
 10本の足の動きはますますいやらしくなっていく。
「まだか?まだ精液は出ないか?」
「この中にいっぱい、たまっているんだろう?」
 ぱんぱんに膨れ上がった玉袋をフレミアは足で優しくつついてきた。
「ふぐぅっ!?」
 敏感な部分を触られて思わず反応してしまうマークス。
 さらにフレミアは足で玉袋を優しく撫でてきた。
 力加減を間違えば痛みを与えてしまうような場所を、フレミアは絶妙な力加減で撫で回し快感を与える。
「うぅっ、あぁ、もう、出る…出ちまいそう…」
 いよいよ射精の感覚がペニスの奥から上ってきた。
「いいぞ。いっぱい出してくれ」
 とどめとばかりにフレミア達は足コキのペースをさらに上げる。
 執拗なまでのペニスへの責めについにマークスは限界を迎えた。
「うわぁぁぁぁ出るぅぅぅぅっ!!」

 びゅるぅっ!!びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ!!

 大量の精液をペニスから噴出したマークス。
 そのほとんどが5人のフレミア達の足にかかった。
「たくさん出したな。ふふふ、私達の足がドロドロだ…」
 精液で白くドロドロに汚れた足を見て笑みを浮かべるフレミア達。
 そして彼女達は…
「それ、このままもう一回イかせてやる」
 ドロドロのままの足で再び足コキを始めた。
「ぐぅっ!?ちょ、おい、今出したばかり…」
「あんなに出したのにチンポはまだまだ元気そうだぞ?」
 指摘通り、マークスのペニスはあれだけ射精したにも関わらず全く衰えた様子を見せない。
 果実の効果はつくづく桁違いのようである。
「ほら、足がヌルヌルしてさっきよりしごきやすくなったぞ♪」
 先程の精液が潤滑油のようになり、足コキによる快感は先程よりもさらに大きくなっている。
「うあっ、ああっ、ちょ、それ、やべぇ…気持ちよすぎる…」
「いいぞ、そのままもう一度イってしまえ」
「このまま私達の足コキで最低5回はイかせてやるつもりだからな」
「今のマークスなら10回でも軽いくらいだろう」
「もちろん、もっとしてほしければいくらでもしてやるぞ」
「ふふっ、このまま私達の足の虜になってしまうかもな」
「くぅぅぅ!!出るっ!!」
 あっという間にマークスは二発目を射精してしまった。
 しかしフレミア達はペニスをしごく足を止めない。
 はたしてマークスはあと何回足コキで射精させられてしまうのだろうか。
 今のマークスには知る由もない。
 
 
 
 
 
「ちょっと差をつけられちゃったわね」
「何が?」
「人数よ。あたし達レギオン4人の中で、一番人数が少ないのはあたしなのよ」
「少ないって、それでも初期リィズ(100万)を超えてるんだが…」
「他のみんなが200万超えた今となってはちょっとインパクト不足よ」
 アイリスの人数は150万人。これも相当に非常識な数なのだが本人は少々不満そうだった。
「だから…その分はテクでカバーしないとね」
 そう言ってアイリスはペロリと舌なめずり。
 そして3人のアイリスがマークスのペニスを囲むと、乳房でペニスを包み込んできた。
「ん…さすがに大きすぎておっぱいだけじゃ無理ね」
 しかしアイリスの大きな胸でも今のマークスの巨大化したペニスは包みきれない。
 そこでペニスの先端部分に唇で吸い付き、さらなる愛撫を加えてきた。
「パイズリフェラ、これならどうかしら?」
「うっ…くあぁ…」
 先端に吸い付く3人分の唇と、ペニスを包み込む6つの巨乳の感触にマークスは強い快感を感じている。
 だが、アイリスの愛撫はまだこれから。
「それじゃ、動くわよ♪」
「「「それぇっ♪」」」

 むにっむにっ、むにゅうううううん…♪

「うあああああっ!!」
 6つの乳房がペニスをしごき始め、その柔らかな感触に思わず声が出てしまう。
 さらに。
「んっ、ちゅっ、じゅるっ」
「れろっ、ぺろっ、れろぉ…」
「じゅっ、じゅるるる…」
 3人のアイリスの舌と唇にペニスの先端をよってたかって舐めしゃぶられる。
 トリプルパイズリとトリプルフェラの連携に、マークスの興奮と快感は急速に高まっていった。
「うっ、ぐぅっ、ああ…むぐっ!?」
 悶えるマークスの口に別のアイリスが女陰を直接押し付けてきた。
「ねぇ、マークス。あたしのココも、舐めて♪」
 いやらしい声でおねだりしてくるアイリス。
 それに応えるべく、マークスは押し付けられた女陰に舌を伸ばす。
「あんっ♪そう、その調子でお願い…」
 マークスの舌の愛撫で快感を感じているアイリス。
 さらにもう二人のアイリスがマークスの手をとって自らの女陰に導いていく。
「マークスぅ、あたしのココも触って♪」
「マークスの指で、いっぱいぐちょぐちょしてぇ♪」
 誘われるままにマークスは指を二人のアイリス達の女陰に挿入して中をかき回す。
「ふああぁっ♪それいいっ、もっとぉ♪」
「そこぉ、クリトリスもいじってぇ」
 二人のアイリス達もマークスの指でかなり感じている様子だ。
 もちろん、舌で女陰を舐める方だって疎かにはしない。
「あっ、あっ、マークスぅ♪」
 3人のアイリスの女陰を舌と指で責め続けるマークス。
 すると、それに合わせるかのようにペニスをパイズリフェラする3人の方もさらに動きが激しくなってきた。
「んっ、んん、ほら、マークスぅ、頑張ってぇ」
「そっちのあたしのおマンコ気持ちよくしてくれたら、あたしももっと頑張っちゃうからぁ」
「もっとおチンポ、気持ちよくなりたいでしょ~?」
 どうやらパイズリフェラをしてる3人とマークスに女陰を弄られてる3人を連動させているつもりのようだ。
 つまりマークスがアイリスの女陰を熱心に弄ればその分がペニスに返ってくるわけで…
 当然マークスの舌と指の動きはますます激しくなっていった。
「あっ、ああんっ♪マークスっ、それすごい、気持ちいいっ♪」
「やぁん、そんな奥までぇ♪」
「だめぇ、そんなにされたら、あたしイっちゃうぅ♪」
 そしてそれに合わせてパイズリフェラもますます激しく、いやらしくなっていく。
「ほらっ、ほらぁ、どう?あたし達のパイズリ気持ちいいでしょう?」
「こうやって、んんっ、時々乳首もこすりつければ、あんっ、いい刺激になるでしょ?」」
「ぺろっ、ぺろぉ…尿道にちょっと舌入れちゃおっと…」
 計6人のアイリスと同時に愛撫し合うという激しい行為に、マークス自身もいつしか夢中になっていた。
 そうしてマークスの快感はもうすぐ最高潮に達しようとしている。
「マークスのチンポ、そろそろイキそうね」
「いいわよ。そのまま、いっぱい出してぇ」
「あんっ、あぁん、マークスったら激しい♪」
 ラストスパートだと言わんばかりにマークスの愛撫は一層激しくなった。
 そうすればアイリスからのお返しもますます強くなる。
 お互い貪るように相手を愛撫し続けるマークスとアイリス。
 そして…
「きゃんっ♪出たぁん♪」
 ついにマークスは絶頂に達し、精液を噴出した。
「あは、精液が体にいっぱいかかっちゃう♪」
「まるで精液のシャワーね。マークスったら出しすぎよぉ♪」
 そうは言いつつもアイリスは全く困った様子には見えない。
 射精は1分弱続いてようやくおさまった。
 とんでもない量の射精だが、一応これも果実の効果である。
 普段はここまで大量に出る事はない…はず。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
 時を同じくして、マークスの方もようやく落ち着きを取り戻す。
 だが一息つく間もなく、そんなマークスの前に3人のアイリスが四つんばいになってマークスにお尻を向けてきた。
「マークス♪さっきあなたがいっぱい舐め舐めしてくれたおかげで、あたしのおマンコもうべちょべちょ♪」
「あたしもマークスの指でぐちょぐちょされて、もうこんなに濡れちゃった♪」
「今度はチンポであたし達のおマンコの中、かき回してぇ♪」
 濡れた女陰を見せつけながら誘う3人のアイリス。
 今のマークスがそれを断るわけもなく…
「あぁぁんっ!!」
 一人のアイリスの腰をしっかりと掴むと、勢い良くアイリスの中にペニスを挿入した!
「あんっ、やんっ、そこ、気持ちいいっ、もっとぉ」
 挿入するなり激しく突きまくるマークス。
 そんな事をされてもアイリスが即座に快感を感じているのは、すでに十分に濡れていたおかげだろう。
「ふぅっ…」
「あぁ待って、まだ抜かないで」
 しばらくしてマークスはアイリスの中からペニスを引き抜く。
 そして横にいたもう一人のアイリスの腰を掴み、今度はそちらのアイリスの中に挿入した!
「ふぁぁぁっ!!今度はあたしの中にぃ!?」
 マークスはそのアイリスの中をペニスで激しくかき回す。
「んほぁぁぁ!!すごいぃ!!そんなにいっぱい突かれたら、あたしイっちゃうぅぅ!!」
 その激しい動きにアイリスは相当に大きな快感を受けていた。
 このまま続ければ本当にアイリスは絶頂に達するだろう…と思われた所で再びマークスはペニスを引き抜く。
「あん、もう少しでイけたのにぃ」
 残念そうに声をもらすアイリスを後目に、三人目のアイリスの中に挿入するマークス。
「やっと来たぁ♪あたしのおマンコ、マークスのチンポでガンガン突いてぇ♪」
 待ち望んでいたアイリスはマークスのペニスを女陰の中できゅうきゅうと締め付ける。
 その上、襞が幾重にも絡みつき強烈な快感をもたらす。
「出してぇ♪子宮パンパンになっちゃうくらいにぃ♪」
「うおぁぁぁ…」
 今にも出してしまいそうな程の快感を受けながらアイリスの中を何度も突く。
 それをしばらく繰り返した後、やはり中からペニスを引き抜いた。
「もう、中に出してほしかったのに」
 そして今度は一番最初のアイリスに戻って再挿入。
「あん、もう。3人のあたしをとっかえひっかえなんて、贅沢な事するわね♪」
 アイリスの言う通り、マークスは3人のアイリスの中に交代を繰り返しながら連続で挿入を続けていた。
 しかしそこにアイリスから新たな誘いが来る。
「マークスぅ、こっちにも入れてちょうだぁい」
「忘れたのぉ?あたしこっちもイケるのよぉ」
 二人のアイリスがお尻を開いて見せつけてくる。
 そう、アナルセックスのお誘いである。
 いつぞやの快感を思い出したマークスはアイリスの腰を掴むと、ペニスを思い切りアイリスのお尻にぶち込んだ!
「くああああっ!!さ、さすがにこのサイズのチンポお尻に入れるのは、きついわね…」
 さすがのアイリスでも痛かったのか絶叫したが、次第になじんでスムーズにペニスが動かせるようになっていく。
「うぅっ…アイリスのお尻、きつくて、すごい締め付けだ…」
 ペニスを締め付ける尻穴の感触にマークスは興奮、ペニスを動かすペースがさらに上がる。
「んんっ、んはぁっ、すっごい気持ちいいわよ…こんなチンポお尻に入れるのは初めて…くぅぅぅん!」
 アイリスも巨大ペニスで尻穴を突かれる度に大きな快感を感じていた。
 最初に絶叫したとは思えないほどの乱れっぷりである。
「マークスぅ、あたしのお尻にもチンポちょうだぁい」
「おマンコの方も忘れちゃ嫌よぉ?」
 他二人のアイリスが自分達の中にも入れて欲しいと催促してきた。
 マークスはそれに応えるためペニスをお尻の中から抜き出す。
 そして次のアイリスの中に挿入して、しばらくしたら抜いてまた別の…というサイクルをこの後数回繰り返した。
 3人のアイリスの女陰とアナルを行ったり来たりする感覚にマークスの快感はどんどん上り詰めていく。
「はぁ、はぁ…もう出そう…」
 いよいよマークスのペニスに精液が上ってくる感覚がやってきた。
 もう間もなくマークスのペニスから精液が噴出することだろう。
「いいわよ、そのままあたしの中にどぴゅどぴゅ出してぇ♪」
 この時ペニスはアイリスのお尻の中。
 アイリスは中に出してもらおうとただでさえきつい尻穴をきゅっと締め付ける。
「あぁっ、ああぁぁ、出るぅ、出るぅ、出るうっ!!」

 どっぴゅぅぅっ!!どぷっどぷっどぷっ!!どびゅびゅっ!!

「んっはぁぁぁぁ!!いっぱい出てるぅ!あたしのお尻の中に、精液出されてるぅ!!」
 ついに吐き出された大量の精液が容赦なくアイリスのお尻の中に注ぎこまれていく。
 それをアイリスは嬉々として受け入れ、もっと出して欲しいとばかりにさらにペニスを締め付けていた。
「くはぁぁぁ、まだ、まだ出るぅ、止まらねぇ…」
 射精はなかなか止まらず、なおも精液はアイリスのお尻の中に入っていく。
 そしてその様子をうらやましそうに見つめるのは他二人のアイリスだった。
「あん、あたしの中に出してほしかったのにぃ」
「いいわねぇ、気持ち良さそう」
 自分同士だというのに、なんともおかしな話ではあるが。
「はぁ、はぁ…止まった…」
 しばらくしてようやく射精が止まったペニスをお尻から引き抜くマークス。
 しかしあくまで射精がいったんおさまっただけでペニスは相変わらず大きくなったままである。
「マークスぅ、次はあたしの中に出してぇ♪」
「おマンコでもお尻でも好きな方に出していいわよ♪」
 他二人のアイリスが早くも次を狙って誘ってきた。
 それ以外にも何万人ものアイリス達がマークスを見つめている。
 マークスのペニスがおさまるまで、彼女達は止まる気は、ない。
 
 
 
 
 
「きてぇ…マークスさぁん…」
 マークスの前で仰向けになり、股を開いて誘っているのはメイファーだ。
「あぁ…今入れるぞメイファー…」
 マークスはゆっくりと正常位の体勢で、メイファーの中にペニスを押し込んでいく。
「ふぁぁぁっ…おっきいぃ…」
「くぅぅ…メイファーの中…相変わらず、すごい締め付けだ…」
 レギオン4人の中で、メイファーは最年少だ。そもそもマークスと出会うまで処女だった。
 そのせいか膣内の締め付けが4人の中で一番きつい。
 そこにこの巨大ペニスを入れるのはちょっと酷な気もするが…
「いいよぉ…気持ちいい…もっと、もっとしてぇ…」
 特に問題もなく、メイファーは快感を感じている。
 彼女は格闘家で体が丈夫だからかもしれない。
「うっ…はぁっ…」
 腰を前後に振ってメイファーの中でペニスをしごき続けるマークス。
 そこにもう一人のメイファーが近づいてきた。
「マークスさぁん…」
 メイファーはマークスに思い切り顔を近づけてきた。
 それで意図を悟ったマークスはメイファーと唇を重ねた。
「んっ、んんっ…」
 うっとりとした様子でマークスとのキスを堪能するメイファー。
 さらに反対側からもう一人メイファーが近づき、マークスの首筋に舌を伸ばしてきた。
「れろっ、ぺろっ、んちゅぅぅぅ…」
 舐めるだけでなく時折キスもして首筋に唇の跡をつける。
「んっ、ぷはぁ…メイファー、なんかいつもより積極的じゃないか?」
 ようやくメイファーから唇を離したマークスがふとそんな事をつぶやく。
「まぁね…ボクだってみんなに負けられないから」
「どういうことだ?」
「リィズさんは幼馴染だった事を考えれば、マークスさんと出会って一番日が浅いのはボクだからね。でもマークスさんが好きだって気持ちは決してみんなにも劣らないってとこ、見せたくて」
 どうやらメイファーも自分なりに思う所はあったらしい。
「ほら、ボクだって…んんっ、こんな風に、はぁっ、マークスさんを気持ちよく、あぁん、できるんだから」
「くおぁっ!?」
 メイファーの腰が巧みに動き、中のペニスを複雑に刺激してくる。
 とても最年少とは思えないいやらしい動きに思わずマークスが声をあげる。
「ちょ、ちょっと待っ…」
 いったん腰を引こうとするマークスだったが…
「だぁめ♪離さないもん」
 メイファーの脚がマークスの腰に回り組み付かれる。
 そうしてマークスの腰がしっかり固定された所でメイファーはさらに激しく腰を動かす。
「うぐぅぁぁぁっ…すげぇ、気持ちいいよ、メイファー…」
 なす術なくペニスを膣肉でしごかれまくるマークス。
 これは正常位で上にいるのはマークスなのに、攻めているのはむしろメイファーの方であった。
「ほらほらこっちも~」
 さらに横にいる他二人のメイファーがマークスの乳首を指で弄ってくる。
「うああっ…」
「えへへ~、乳首気持ちいいんだ~」
「もっといじってあげる~」
 敏感な部分をいやらしく触られマークスの興奮はますますエスカレート。
 同時に二人のメイファーはマークスとのキスも繰り返す。
 片方がマークスと直接唇を重ね合わせ、もう片方はその間マークスの首筋に吸い付く。
 そして時々それを交代しているのだ。
「んちゅ、ちゅ、マークスさん♪」
「れろ、れろぉ…んふぅ…」
 上半身はそうして二人のメイファーに愛撫されながら、下半身は別のメイファーと繋がったまま。
 ペニスを女陰にくわえこんだメイファーがいやらしく腰を動かし続けている。
「あん、あぁん、これ、ボクも気持ちいいよぉ」
 ぐちゅっぐちゅっ、といやらしい水音がひっきりなしに聞こえてくる。
 ペニスはメイファーの膣壁にしごかれ続け、強烈な快感が止まらない。
「メイファー、もう出る…」
「いいよ、出して、ボクの中からあふれちゃうくらい、いっぱい出して」
 そろそろ射精しそうになってきたマークス。
 メイファーも中に出される心の準備はとうに出来ている。
 早く出してと言わんばかりに、メイファーの膣内がさらに強く締め付けられた!
「そ、そんなに締め付けられたら…出るうぅっ!!」
 その瞬間、どぷぅっ!!と大量の精液がメイファーの膣内に注がれた。
「ああぁっ!!出てるっ、マークスさんの精液が、ボクの中にぃ」
 中に出されてメイファーは嬉しそうに悶えている。
 腰に回した脚もさらに力強くマークスの腰に組み付いていた。
「ふぅっ…出たぁ…」
 それからしばらくして射精がおさまったマークスはいったんペニスを引き抜く。
 だがやはりペニスはまだ大きいままおさまらない。
「やっぱりまだダメかぁ…」
 はぁ、とため息をつくマークス。
 そこにメイファーが近づいてきた。
「まだまだすっごい元気だねー」
 そう言ってペニスを握ってゆっくりとしごき始める。
「今度は手でしごいてあげる」
「ボクも」「ボクもー」
 まわりから他のメイファー達も続々集まり手コキに参加してくる。
「え、ちょっ…!」
 予想外に集まってきた事に動揺するマークス。
 最終的になんと8人ものメイファーが集まってマークスのペニスにその手を伸ばしてきたのだ。
「多いっ!?」
「もうマークスさんったら、レギオン相手にして今更だよ」
 巨大化したペニスといえども、さすがにこの人数相手では分が悪い。
 8人分もの手に握られたペニスは、ほとんど隙間もなくメイファー達の手に包まれてしまった。
「それじゃいくよ、それぇっ!」
「うおおおおおっ!?」
 8人のメイファーがいっせいにペニスをしごき始めた!
 8人も集まればタイミングをあわせるのが大変な所だがそこはレギオン、自分同士だから息はぴったりである。
「ちょ、これ手コキってレベルじゃない…!手とセックスしてるみたいだ…!」
「ふふ~ん、いつでもボク達の手に中出ししていいからね~♪」
 事実、ペニスをすっぽりと包み込むように組まれたメイファー達の手の感触は膣内に近いものがある。
 普通の手コキではまず味わえない快感にマークスは翻弄されていた。
「ふっ、くぅっ、気持ち、いいっ、ううっ」
「オチンチンぴくぴくして、いっぱい感じてるね♪」
「先走りのお汁も、こんなに…ボク達の手がベトベト♪」
 マークスがかなり快感を感じているのを見て嬉しそうなメイファー達。
 ペニスをしごく手にもますます力が入る。
「カリが特に気持ちいいんだよね」
「その辺は念入りにしごいて…」
「ふぐぅぅっ!?」
 ペニスの弱い部分をしごかれ快感はさらに跳ね上がり、マークスの体が一瞬びくんっと震える。
 しかしペニスをメイファー達にしっかりと掴まれ、この強い快感から逃れる事はできない。
「あぁ…もうすぐ、イキそうだよ…」
「ホント?じゃあこのまま搾り出してあげる」
「ほ~ら、出しちゃえ出しちゃえ~」
「うぐぁぁぁっ!!」
 マークスの限界が近いのを知ったメイファーはさらに手コキのペースを上げる。
 快感はますます強くなり、尿道の奥から精液がじわじわと上ってくるのをマークスは実感した。
「おちんちんの根元をぎゅって握って…」
「幹の部分を締め付けて…」
「カリをいっぱいシコシコして…」
「そして先っちょを指で撫でれば…」
 ペニスの各部を的確に刺激するメイファー達の手腕にいよいよマークスは絶頂に達する!
「うわぁぁぁイクっイクぅぅぅぅぅぅっ!!」

 びゅくんっ!!びゅくっ!びゅるっ、びゅるっ!!

 メイファー達の手に包まれたまま、マークスのペニスは大量の精液を放出した。
 あふれ出す精液でメイファー達の手がみるみる白濁で汚れていく。
「あはっ、すごいすごいいっぱい出てる」
「どう、マークスさん。手コキってのも案外バカにできないでしょ?」
「あぁ…ちょっとこれは…すごかった…」
 8人がかりの手コキに物凄い快感を味わわされては素直に認めるしかない。
 するとそれに気をよくしたのかメイファー達が手コキを再開した。
「お、おいっ!?」
「もう一回このままイカせてあげる♪」
「なんなら3回でも4回でも…好きなだけイカせてあげるからね♪」
「ボク達の手をおマンコだと思って、い~っぱい気持ちよくなってね♪」
 またしてもペニスが大きな快感に襲われるマークス。
 再び射精するのにそう時間はかからないだろう。
 
 
 
 
 
「はぁん…マークス様ぁ…」
 4人のレギオン達の中でも一際人数が多いのがこのリィズである。
 その数なんと500万人。全体の3分の1を超える数だ。
 そんな彼女が今…
「いいっ…気持ち、いいです…わたくし、イってしまいそうです…」
 対面座位でマークスのペニスに貫かれて喘いでいた。
「あぁっ、ごめんなさいマークス様、わたくし、マークス様をイカせなくてはいけないのに、わたくしばかり気持ちよくなって…」
「いや…リィズの中も…すげぇ気持ちいいよ…」
「良かった…いつでもイってくださいね…あぁんっ…」
 マークスのペニスに下から突き上げられ、リィズは常に体を上下に揺らしている状態だ。
 かなりの快感を感じているのは間違いない。
「マークス様ぁ…キスしていいですかぁ?」
「あぁ…おいで」
 リィズにキスをねだられ、それを受け入れるいなやリィズがマークスに抱きついてきた。
「んっ、ちゅっ…」
「んむっ…リィズはキス好きだな…」
「はい…マークス様とキスするの大好きです…」
 抱きあった状態で唇を重ねあうリィズとマークス。
 しかしこの時マークスは違う事に気を取られていた。
(リィズに抱きつかれると…なぁ。思いっきり胸が当たってしまうんだが…)
 マークスの胸板に思い切り押し当てられる爆乳の感触から、どうしても気をそらす事ができないでいた。
「…んふふ、マークス様ぁ」
 その時、背後からもう一人のリィズがマークスに抱きついてきた。
「り、リィズ!?」
「わたくしわかってますわよ?マークス様、わたくしのおっぱいが気になって仕方ありませんのね?」
「う、それは…」
「かまいませんわよ。わたくしの500万人の体は、全てマークス様のものですわ」
 そう言って背後のリィズはその大きな乳房をマークスの背中にぐっと押し付けてきた。
 途端に背中から襲い掛かる柔らかな感触にマークスは思わず興奮してしまう。
「うぉぉ、これは…」
「ほら、こちらからも♪」
 さらに前面のリィズもさらに強く乳房を押し付けてくる。
 マークスは前と後ろからリィズに挟まれた格好となった。
「り、リィズ。これ、すげぇ…」
「マークス様、わたくしの体で興奮してくれてますか?」
「マークス様に気持ちよくなっていただければ、わたくし幸せですわ♪」
 ただでさえ大きいリィズのバストが前後から押し付けられる。
 その興奮と快感は見た目以上に大きいものだった。
「あんっ、マークス様のペニスが震えて…もうイキそうなんですのね」
 そうしている間にもマークスのペニスはリィズの中で、ぐっちゃぐっちゃといやらしい音をたてている。
 乳房を押し付けられた興奮と合わさっては、そう長くももつはずがない。
「あっ、あぁぁ、出る、もう出るぅぅぅ…」
「出してください。わたくしの中に、思いっきり」
「わたくしの体で、気持ちよく射精なさってください」
「出る、出るぅ…うぁぁぁぁぁぁっ!!」
 間もなくマークスは思い切り射精し、リィズの中に大量の精液を吐き出した。
 妊娠率の極端に低いレギオンでなければ確実に孕んでいるだろう。
「うふふ、いっぱい出してくださいましたわね」
「でも、マークス様まだまだ射精できそうですわ」
 しかしやはりと言うか、マークスのペニスはおさまる気配がまるでしない。
「でしたら、今度は…わたくしのおっぱいで…」
 リィズはマークスのペニスをいったん解放すると、今度は自らの爆乳をペニスに向ける。
 そして“真正面から”マークスのペニスを挟んできた。
「おぅ、これは…」
 リィズの胸の奥にペニスの先端が向いている状態。
 いわゆる縦パイズリの形になり、通常のパイズリとはまた違った感触が得られた。
 しかし…
「…これではペニスの前半分くらいしか挟めませんわね」
 通常の大きさならばリィズの爆乳にペニス全体が挟まれていただろう。
 しかし果実の効果で巨大化してしまった今のペニスが相手では、リィズの巨大バストといえども挟みきれるものではなかった。
「でしたら、こういうのはいかがですか?」
 そこでリィズはやり方を変え、二人のリィズが両側からマークスのペニスを挟み込む形にした。
「ほら、これならペニス全体を包んであげられますわ♪」
 普通のWパイズリはペニスを中心に乳房が四方から包み込む形になるが、こちらは二人のリィズが胸を合わせた所に真横からペニスを挿入しているような形になっている。
「うっ、く…これも、なかなか、気持ちいい、な…」
 普通のパイズリでは得られない感触にマークスは思わず腰を前後させてしまう。
 左右から押し付けられるリィズの巨大な乳肉をかきわけるようにペニスを前後させるその様は、パイズリだというのにまるで女陰に挿入してるかのようであった。
「あん、これ、乳首がこすれて…」
「わたくし達も、気持ちよくなってしまいますぅ…」
 一方でペニスを挟んでいるリィズ達の方もペニスで乳首をこすられて快感を感じていた。
 無意識のうちにリィズも快感を得ようとさらに強く乳房をペニスに押し付けてくる。
「うぉぁ…なんか締め付けがさらにきつくなって…」
 それがマークスの快感をさらに大きくしマークスの動きがますます激しくなる。
 そうなるとリィズの方も快感が強くなり…
「あっ、あっ、マークス様ぁ、そんなに激しくこすられたら」
「わたくし、それだけでイってしまいそうです…」
 結果、互いに快感をラリーのように送りあう形になり、快感がじわじわと膨れ上がるように大きくなっていった。
「気持ちいい…リィズのおっぱい、すごい気持ちいいよ…」
「嬉しいですわ、もっと、気持ちよくなって、くださいね」
「もっと押し付けた方がよろしいですか?マークス様のお好きなようにいたしますわ」
 次第に絶頂が見えてきたマークスとリィズ。
 ペニスからの先走りもかなりの量が出ている。
 それが良い潤滑油となってペニスの滑りがよくなり、快感はさらに跳ね上がっていく。
「あん、先走りのお汁でわたくしのおっぱいぬるぬるですわ」
「乳首もぬるぬるこすれて…あんっ!」
「もう俺イキそうだ…いいか、リィズ?」
 いよいよ発射が近くなり、マークスがそれとなく心の準備を促す。
「はい、わたくしはいつでも」
「存分に、お出しになってください」
「あぁ、イク、イクっ、イクっ…くぅぅぅっ!!」
 
 どぴゅるっ、どぴゅる、どぴゅる、どびゅびゅっ!!

 リィズの巨大な乳房に左右から挟まれたまま、ついにマークスは絶頂を迎えた。
 噴き出された大量の精液がリィズの爆乳を白く汚していく。
「ふぁぁぁん!出てますわ、わたくしのおっぱいに挟まれて、こんなにぃ」
「ああっ、わたくしも、イキますわぁ!!」
 同時にリィズも絶頂に達していた。
 激しく乳房を揺さぶられ、乳首を思い切り擦られた事がよほど気持ちよかったのだろう。
 二人のリィズの表情は快楽ですっかり蕩けてしまっている。
「はぁ、はぁ…やっぱり、リィズのパイズリは、効くなぁ…」
「それは、良かった、ですわ…」
「あの、どうか次はこちらに…」
 そう言ってリィズは四つんばいになって陰唇をマークスに見せつけてきた。
 そこはすっかり濡れてペニスを受け入れる準備はとっくに出来てしまっている。
「わたくしも、興奮してしまいまして…」
「はしたないと思わないでください、こんな風になるのは、マークス様だけですわ」
「ああ、わかってるよ」
 マークスの方もまだまだペニスが一向に衰えない。
 大きいままのペニスを再びリィズの中へと沈めていく。
「ふぁぁぁ…入ってくるぅ…」
「くぅっ…中で襞が絡み付いて…」
 マークスもリィズも、まだまだ落ち着くには時間がかかりそうだった。
 
 
 
 
 
「ほーら、マークス。お前の大好きなパイズリだぞ」
 フレミアが自らの豊満な乳房をマークスのペニスに押し付けてくる。
「こんな美人に同時にパイズリされるだなんて、幸せ者ねぇ♪」
 その隣からアイリスもその胸の弾力をペニスに感じさせてくる。
「この中じゃ一番小さいけど、パイズリならボクだってできるんだからね」
 メイファーもそこに入り込み、張りのあるバストの感触を伝える。
「マークス様、パイズリでしたらわたくしの胸もお使いください♪」
 そしてやはりパイズリとなるとリィズの圧倒的ボリュームは外せない。
「こ、これは…うおぁぁぁぁ…」
 フレミア、アイリス、メイファー、リィズ、それなりに差はあるがみな豊満な乳房の持ち主である。
 それらが一同に集まって四方からマークスのペニスに胸を押し付けあっていた。
 これほどのメンバーの4人パイズリともなるとマークスの受ける快感もかなりのものとなる。
「私達のおっぱいの感触、どうだ?」
「気持ちいいわよね~あたし達4人の同時パイズリだもの♪」
「おっぱいもっと押し付けてあげるね♪」
「イキたくなったら、いつでも出していいんですのよ」
「くっ、おお、あぁぁ…これ、すごすぎ、だろ…」
 レギオン4人のパイズリに早くもマークスは絶頂に達しそうになっていた。
 しかし。
「おっと、この程度で満足してもらっては困るぞ?」
「ボク達のおっぱい、もっといっぱい味わってほしいな♪」
「今度は徹底的にあたし達のおっぱいで気持ちよくしてあげるわ」
「マークス様ならきっと満足していただけますわ」
 なにやら彼女達はこれ以上の事を考えている様子。
 次の瞬間。
「「「「そぉれっ♪」」」」
 いっせいにもう一組のレギオン4人が四方からマークスの頭にそれぞれの巨大なバストを押し付けてきた!
「むぐあっ!?」
 あまりにも柔らかな感触に頭全体を包まれ、マークスは一瞬混乱する。
「ふふふ、今度は頭で私達のおっぱいの感触を味わうがいい」
「どのおっぱいが一番気持ちいいかしら~」
「わたくしでしょうか?」
「なにをー、ボクだって負けてないぞー」
「うぷ、息が…」
 四者四様のバストに頭を包まれ、少し息苦しくは感じたものの、それ以上にマークスの興奮はかなりのものだった。
「こ、この感覚は…さすがに、やば…」
「これで終わりではないぞ?」
「えっ?」
 頭とペニス、それぞれが4人一組のレギオン達に包まれているというこの状況だけでも相当なものなのに、まだ続きがあると言うのだ。
「ほら♪手でも揉んでみたいだろ?」
 右腕を掴まれたかと思うと、右手に柔らかな感触を押し当てられた。
 フレミアがマークスの右手に胸を押し付けてきたのである。
「柔らかいだろう?もっと揉んでみろ」
「ふぉぉぁぁぁ…」
「マークスさぁん、ボクのも揉んで♪」
 さらに反対側からメイファーが左腕を掴み、左手を乳房に触れさせてきた。
「どう?ボクのおっぱいだって柔らかくって気持ちいいでしょ?」
「め、メイファー…」
 そうなると当然アイリスとリィズも黙ってはいない。
 残っているマークスの両足に乳房を押し付けるようにのしかかってきた。
「うふふ、体中がこんなにたくさんのおっぱいに包まれちゃうなんて、なかなか出来ないわよ~?」
 右脚にはアイリスの豊満で柔らかな感触が、
「マークス様ぁ、わたくし達のおっぱいを、どうか全身で楽しんでくださぁい」
 左脚にはリィズの圧倒的なボリューム感がそれぞれ押し当てられている。
「はぁ、はぁ、そんなに、されたら、俺はぁぁ…」
 もうこの時点でマークスが受けている快感たるや想像がつかない。
 ペニスに4人、頭に4人、そして両手足に一人ずつ…合計12人ものレギオン達がそれぞれの爆乳をマークスに押し当て、その柔らかさとボリュームを味わわせているのだ。
「マークスのチンポ、ビクビクして今にもイキそうだなぁ♪」
「いいわよ~、あたし達のパイズリでぴゅぴゅ~って出しちゃいなさい♪」
「出してぇ、ボクたちのパイズリでいっぱい精液出してぇ」
「あんっ、こうして乳首もこすりつけたら、もっと気持ちよくなりますわ」
 ペニスは4人のレギオン達に激しくパイズリされ続けている。
 巨大化したペニスといえども4人の計8つもの爆乳に包まれしごかれては、なす術なくパイズリの快感を全て受け止める他ない。
「ほ~ら、ボク達のおっぱいぷるんぷるんでしょ~?」
「わたくし達のおっぱいに、どうかゆだねてくださいね」
「こうして時々、乳首が当たるのも良いだろう?」
「なんならあたし達の乳首、吸っちゃってもいいのよ?」
 頭に四方から押し当てられる4人のレギオンの豊満なバストの感触に、マークスは翻弄され続けていた。
 そのボリュームのある柔らかさと、それでいて張りのある弾力感、そして体温という名の暖かさ。
 これらの要素がマークスに抵抗する気すら抱かせないでいたのだ。
「あん、んん、いいぞ。もっと強く揉んでも、大丈夫だ」
「やんっ、そこ、乳首は感じちゃうよぉ」
 両手ではフレミアとメイファーの胸の柔らかさを直に味わい、
「足の裏、乳首でくすぐってあげる」
「足首、おっぱいで挟んであげますわ」
 両足にもアイリスとリィズがそれぞれ乳房でマークスに奉仕している。
「も、もうだめ…気持ちよすぎて…頭おかしくなりそう…」
 これらから受ける快感を全て一心に受け止めるマークスはいよいよ前後不覚に陥り、自分でももう何がどうなっているやらわからなくなっていた。
「イキたいのか?いいぞイってくれ」
「私達のおっぱいに包まれながらたくさん精液出してくれ」
「ほぉらほぉら、もっとおっぱいを揺らしてやる」
 フレミアの熱い吐息まじりの声がマークスにささやいてくる。
「あたし達のおっぱいで、い~っぱい気持ちよくなっていいのよ♪」
「マークスの精液で、あたし達のおっぱいドロドロにしちゃって♪」
「あんっ、乳首も、もっと吸っていいからぁ…」
 アイリスも、いやらしいのに下品さを感じない声で誘ってくる。
「ボクのおっぱいでも、気持ちよくなってくれてる?」
「どうしたらもっと気持ちいいか、言ってね?」
「ボクのおっぱい、マークスさんの好きにしていいんだからね」
 健気に、しかしある意味誰より活発的にマークスに奉仕しているのはメイファーだ。
「マークス様ぁ、わたくし幸せです」
「こうしてマークス様にご奉仕するのが、子供の頃から夢でしたの」
「どうかわたくし達のおっぱいで、好きなだけ射精なさってください」
 そしてリィズに熱烈なまでに愛され、心底幸せそうな笑顔を向けられる。
 …断言できる。ここまでされて射精せずにいられる男性は、存在しない。
「もう、イク、イクっ、イクぅっ!!なんかすごいのが、出るううううううぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!」

 どぷうっ!!どぷっどぴゅっ!どぷどぷどぷっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅうっ!びゅっ、びゅっ…びゅびゅっ!

「んはぁっ!出たぁ、こんなにたくさん。こんな射精は初めて見たぞ!」
「まるで噴水ねぇ。あはっ、まだ出る、止まらないわ!」
「すごいよぉ、もうおっぱいどころかボクたちの体がベトベトだぁ」
「素敵ですわマークス様、もっと、もっとくださぁい♪」
 これまで何度も大量に射精してきたマークスではあるが、そんな彼でさえ出した事のない程の量の精液がペニスから勢い良く飛び出した。
 あまりに量が多い上に射精が長く続き、出しても出してもどんどん精液があふれ出てくる。
 アイリスが噴水に例えたのもあながち間違いではなかった。
 
 数分後、ようやく射精が止まった頃。
「はぁ、はぁ…本当に、すごかったなぁ…」
「けど…あれだけ出したと言うのに…」
 見てみると、マークスのペニスは信じられないくらいの量の精液を吐き出した直後だというのに、いまだに硬くギンギンにそそり立ったままであった。
「これだけやってまだダメなの…?」
「でも袋の方は明らかに小さくなってますわ!これまでやった事は十分に効果が出てますわ!」
 確かに、最初は片方だけで大玉スイカほどの大きさだったマークスの玉袋が今やその半分くらいのサイズにまで縮んでいる。
 それでもまだ異常な大きさには違いないが、マークスの治療(?)はだいぶ進んだと言っていい。
「こちらも半分くらいの人数がダウンしたがな…」
 もっとも、マークスとのセックスで体力を使い果たし倒れた人数も相当な数なのだが。
「さて、次はどんなプレイにしましょうか?」
 と考えたその時。
 マークスがゆっくりと動き始めた。
「あら、どうしたのマークス…きゃっ!?」
 そして突然、アイリスの体を押し倒してきた!
「どうしたのマークス!?急にこんな大胆な…んはぁぁぁっ!?」
 マークスの大きなままのペニスがアイリスの中に強引に挿入された!
 さすがのアイリスも突然の事に驚いている。
「やんっ、あんっ、いきなり、そんな、激しい、んんっ」
 マークスの腰の動きはペニスを突き入れる事しか考えてないような、非常に乱暴なものだ。
 そんなちょっと過激な態度のマークスを見てフレミアが抗議の声をあげる。
「こ、こらマークス!アイリスにだけずるいぞ!私にもそのくらい激しくしてほしいぞ!」
 …単に羨ましくて自分にもしてほしかっただけであった。
「いやフレミアさん、今はそんな事言ってる場合じゃなくて」
「少し様子がおかしいですわ。これは…」
 メイファーとリィズはマークスの異変に気づいたようだ。
「ふぅぅ、ふぅぅぅぅっ…!」
 マークスはさっきからまともな言葉を発しておらず、荒い息遣いが聞こえるだけ。
 極端な興奮状態がずっと続いているようだ。
「あんっ、あぁん、あたしイクっ、こんな、乱暴に犯されて、あたしイっちゃうっ!」
 そんなマークスに力任せに激しくペニスで膣内をかき回された事で早くもアイリスに絶頂が近づいてきた。
「イクっ、イクぅぅぅっ!!」
 そう叫んだアイリスの体がびくびくと震える。
 本当に絶頂に達したようだ。
 しかしそれにもお構いなくマークスはさらにペニスでアイリスの女陰を何度も突きまくる。
「やぁっ、あたしイってるのに、おマンコ、そんなに突かれたら、気持ちよすぎるのぉっ!」
 ペニスを抜かずに続けてアイリスを犯し続けるマークス。
 当然彼が受ける快感も相当なものとなり、今度は彼が絶頂を迎える番となる。
「ふぅぅ、ふぅぅぅ、ぐぅぅぅぅぅぅっ!!」
 アイリスの女陰に差し込まれたままのペニスが中で精液を吐き出した。
 さすがに先程のような量ではないがそれでもかなり多い。
「はぁっ、はぁぁ、あたしの中に、精液いっぱい…もうマークスったら、こんなに中出しして…んあぁっ!?」
 ところが、自身が絶頂を迎えてなお、マークスはアイリスの中をペニスで突き続けた。
 まだまだ物足りないとばかりに、アイリスを犯し続ける。
「むぅ、そういえばいつになくマークスがアグレッシブなような…」
 ここにきてようやくフレミアもマークスの様子がおかしい事に気がついた。
「そうか!さっきの4人パイズリでの射精が気持ちよすぎて、マークスの理性が吹っ飛んだのか!今のマークスはほとんど本能だけで動いている!だからあんなに激しいのか!」
 そしてマークスの異変の原因を見事に突き止めて見せた。
「それじゃマークスさんを正気に戻さなくちゃ!このままじゃアイリスさんが…」
「慌てる事はない。普通の女ならあのまま壊れるまで犯される所だが、私達はレギオン。圧倒的な人数こそが私達の最大の武器だ」
「そうよ、だいぶ倒れたとはいえ、まだまだあたしは何十万人も残ってるわ」
 今犯されてるのとは別個体のアイリスも現れ、話に混ざってくる。
「つまり、わたくし達全員で今のマークス様の性欲を受け止めてあげればいい、って事ですね?」
「そうだ、よくわかってるじゃないか」

「「マークス~♪」」
 アイリスを犯し続けているマークスに、フレミアと別のアイリスの声がハモって聞こえてきた。
 声がした方向に振り返ってみると…
「私のおマンコも気持ちいいぞ~♪こっちに来てマークスのチンポハメてくれ♪」
「そっちのあたしばかりずるいわ、こっちのあたしもマークスのチンポでいっぱいズコズコしてぇ♪」
 抱き合う形で寝転んだフレミアとアイリスがむき出しの女陰をマークスに見せつけていた。
 縦に二つ並ぶ女陰はひくひくとうごめき、マークスをいやらしく誘っている。
「マークスさん♪」「マークス様ぁ♪」
 さらにその隣に、同じ形でメイファーとリィズが寝転んでいた。
 当然女陰を見せつけるように。
「ボクは体鍛えてるからちょっとくらい無茶したって平気だよ。いっぱい激しくオチンチンで突いて♪」
「わたくしの体はマークス様のものですわ。マークス様のペニスでわたくしを滅茶苦茶に犯してください♪」
 こちらの二人も女陰をいやらしく濡らしており、マークスのペニスが入ってくるのを今か今かと待ち構えている。
「はぁぁ、はぁぁぁぁ…」
 4つの淫らな女陰を目の前に並べられたマークスは、犯していたアイリスの中からペニスを抜き…
「あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」
 野獣のごとき勢いで、4人のレギオン達の体に飛びついた!!



「んはぁぁぁっ!!気持ちいいっ!!気持ちよすぎて壊れるっ!!マークスのチンポで壊されるぅ!!」
「お尻ぃ、お尻が気持ちいいのぉ、そんなにチンポでズポズポされたら、お尻の穴広がって戻らなくなっちゃう~っ!!」
「またイっちゃうぅ!!もう何度もイってるのにぃ、マークスさんのオチンチンで、イクの止まらないよぉ!!」
「あっあっ、また、またイキます!これ以上イったら、わたくし、マークス様のペニスの事しか考えられなくなってしまいます!!」
―この後似たような光景が当分続きます。上の4つのセリフを繰り返し読んでください―










「はっ!?」
 ようやくマークスが理性を取り戻した。
 あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
「俺は今まで何を…うぅっ」
「おっ、マークス、やっと正気に戻ったか」
 ペニスを包む膣壁の快感に気が付き、見てみるとマークスはこの時フレミアと繋がっている真っ最中であった。
「お前は理性を失って暴走して私達を手当たり次第に犯しまくっていたんだぞ」
「俺が?」
「まわりを見てみろ」
「うわぁっ!?」
 言われた通りにしてみると、そこにはマークスに激しく犯され疲労と快感でダウンしたレギオン達が大勢倒れていた。
「これ全部俺が!?」
「そうだぞ。300人近く犯られたかな」
 全体からすればたいしたことない数だが、一人の男が相手するには相当な数である。
「…すまん、覚えてないけど多分お前らに乱暴な事を…」
「謝らなくていい。むしろ私達はすごく気持ちよかったからな。たまにはあんな風にされるのも悪くない」
「えぇー…」
 無茶をした事を申し訳なく感じるマークスだったが、それを気にしてないどころか楽しんでいたレギオン達にマークスは複雑な気持ちになった。
「そっちはもういいだろう。今は私のおマンコに集中しろ。えいっ♪」
「ぐぅっ!?」
 フレミアの膣にペニスをぎゅっと締め付けられ、快感がさらに大きくなる。
「うぁぁぁぁぁっ!!」
 たちまちマークスはフレミアの中に精液を放ってしまった。
「んん、またたくさん出たな…」
 そう言ってフレミアはいったん離れてペニスを解放する。
「あれだけ出して、まだ足りないか」
 抜き出されたペニスはいまだに大きく勃起したまま。
 一体いつになったらおさまるというのだろうか。
「まぁ良い。私達はまだ500万人以上残っている」
 まわりからフレミア、アイリス、メイファー、リィズ達が新たに何人も迫ってきた。
「次は私達の番だぞ」
「あたし達がたっぷり射精させてあげる♪」
「マークスさん、次はどんなHな事したい?」
「フェラチオでもパイズリでも、もちろんセックスでも、なんでも好きな事おっしゃってくださいね」
 マークスの体に彼女達の柔らかな肢体が絡みついてくる。
 再び彼は快楽の坩堝の中に飲み込まれていくのであった…
「いつになったら終わるんだよ…」



 そうして、マークスとレギオン達のセックスは長く、長く続いた。
 そしてレギオン1200万人全員が、白濁に染まりきった頃。
 ついに果実の効果が切れ、マークスのペニスが治まった。
 やっとの事でマークスは命の危機を脱したのである。















 それから数ヵ月後。
「そろそろお腹が大きくなって目立つようになってきたな」
「さすがのあたしも妊娠は初めてだからドキドキするわ」
「出産が今から楽しみだよ♪」
「この中に、マークス様とわたくしの愛の結晶がいるのですね…」
 4人のレギオン達は大きく膨らんだお腹を愛おしそうに眺めていた。
 そう、彼女達は妊娠しているのである。
「まぁ、あれだよな…あれだけヤりまくれば、さすがに当たるよなぁ…」
 果実を食べてしまったマークスを助けるために1200万人総がかりでセックスしまくった結果だ。
 むしろあれだけヤりまくって妊娠したのが1200万人中たった4人という事実が、レギオンの妊娠率の極端な低さを証明している。
「この子達が生まれたら、この島はさらに賑やかになるな♪」
「ちゃーんと名前考えておきなさいよ?パパ♪」
「新しい世代のレギオン、親のボク達でしっかり育てようね♪」
「家族みんなで、幸せになりましょうね、マークス様♪」
 マークスにそう語りかける4人のレギオン達はこれからの幸せな未来を想像してみな一様に笑顔だ。
 かくいうマークスもなんだかんだで自分に子供ができる事自体は嬉しいと感じている。
「俺の子供か…どんな子かなぁ、楽しみだなぁ」
 想像するだけで、思わずマークスも表情がにやけてしまう。
「まさかいきなり4児の父になるとは思わなかったけどな」
 と、ぽつりとマークスがつぶやく。
 すると。
「マークス♪どうせなら5人目も作らないか?」
 そう言ってフレミアがマークスに抱きついてきた。
「いいわね、もう一人くらい作ってみたいわ」
 アイリスも期待するような表情でマークスを見つめてくる。
「ボク達でレギオンの数をもっと増やしちゃおうか」
 メイファーも明らかに乗り気である。
「わ、わたくし、マークス様の子なら何人でも産んで見せます!」
 リィズにいたっては妙に気合の入った言葉が出てくる。
「おい、ちょっと待て。お前らみんな妊娠中だろうが」
 しごく当たり前の理由で止めようとするマークスだが…
「妊娠してるのは4人だけだ!残り1199万9996人の子宮がまだ空いてるぞ!」
 そう、妊娠した4人以外はいつも通りなのであった。
「こういう時レギオンの体って便利よね。妊娠中でも平気でセックスができるもの」
「お前らなぁ…」
 妊娠しても変わらないレギオン達の好色ぶりにもうマークスは言葉が出ない。
「なぁ、いいだろ、マークス♪私の中でいっぱい気持ちよく出させてやるぞ♪」
 艶かしい声で誘ってくるフレミア。
 その右手がマークスの股間をズボンの上から撫でさする。
「それとも、しゃぶったり挟んだりする方がいいかしら~?」
「ボク、マークスさんとHしたいよ。ねぇ、しよう?」
「マークス様ぁ…どうかわたくしを抱いてください…」
 アイリス、メイファー、リィズ達も色っぽい目つきでマークスをじっと見つめている。
「はぁ…全くレギオンって奴は、もう…」
 そう言いながらも、なんだかんだで嫌とは思っていないマークス。
 好きな女性達が揃ってHに誘惑してくるのだから。
 すでにズボンの中でペニスはパンパンに大きくなってしまっている。
「俺をその気にさせた責任取れよお前らぁ!!」
 勢い良く衣服を脱ぎ捨てたマークスはまず手近にいたフレミアを押し倒した。
「マークス♪」「マークスっ♪」「マークスさんっ♪」「マークス様♪」
 そこに群がるように集まる何万人ものレギオン達。
 マークスの体はたちまち彼女達の群れに埋もれて見えなくなった。
 はたして今日のマークスはどのくらいで解放されるのであろうか。
 
 
 
 これからもマークスは彼女達と暮らしていく。
 彼女達はレギオン。
 4人だが、1200万人もいるちょっと奇妙な存在。
 そんな彼女達との生活はこれからも波乱に満ちたものになるだろう。
 でも、きっとマークスなら大丈夫。
 
「マークス様ぁ、わたくしのフェラチオ、気持ちいいですか?」
「オチンチンの根元は、ボクのおっぱいで挟んであげる♪」
「あらあら、マークスったら乳首こんなにビンビンにしちゃって。舐めてあげるわ♪」
「マークスぅ♪私のおマンコこんなに濡れてるんだ。舐めてくれ♪」
「おい、そんなにいっぺんにたくさん来られたら…おわーっ!?」

 …マークスなら大丈夫、たぶん。
 
おしまい

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