また変な話を書いてしまいました。
当初は一話ずつ分けようかと思いましたが一話一話が短いのである程度まとめます。
「ジャンル」…異形、手コキ
以下本文
<1>
それは本当に突然の事だった。
俺は自分の部屋でベッドに寝転んでたんだ。
次第にうとうととし始めて、そのまま寝ちまおう…そう思ってた時だ。
俺のペニスが手でしごかれてる感触がしたんだ。
もちろん俺自身の手はペニスに触れてなんかいない。
そもそも感触が俺の手とは明らかに違う!
なんて言うか…女の手でされているようだった。
なんだこりゃ!?と思って見てみるとズボンの股間部分が不自然に膨らんでる。
しかもそれがゆっくりとだけど動いてやがる。
すぐさま確かめようと俺はズボンを脱ぎパンツを降ろした。
俺は驚いた。
俺の体、ペニスのすぐ近くあたりから明らかに女のものとわかる手が生えていて俺のペニスをしごいていたのだ。
悲鳴が出なかったのは奇跡だと思う。
「うっ…くっ…」
謎の手にしごかれて俺のペニスはいつの間にかすっかり大きくなってしまっていた。
腹立つ事にこいつのしごき方、かなり上手い。
正直だんだん気持ちよくなってしまっている。
だが俺の体から生えている謎の手なんかにイかされてたまるかと、俺は力ずくでその手をペニスから引き剥がした。
ところがすぐさま二本目の手が生えてきて手コキを再開してきやがった。
慌ててそっちも捕まえるが三本目が生えてきて…もうどうにもならなくなった。
「う、うわぁぁぁ」
シコシコとしごかれ続ける俺のペニス。
次第にペニスの奥から射精感が上ってくるのを感じる。
その気持ちよさに俺はもはや抵抗する気力を失っていった。
「だめだ…もう…出ちまう…」
とうとう俺は限界に達した。
謎の手にペニスをしごかれて射精してしまったのだ。
気持ちよかった反面、虚しさを感じる。
そして謎の手は射精するやいなや、さっさと俺の体の中に引っ込んでいってしまった。
一体これは何だったのか…俺は夢でも見ていたのか?
そんな風に考えながらベッドに倒れこみ、俺はそのまま眠りについた。
<2>
俺が風呂に入ってのんびりと温まっていたその時。
またしても謎の手が俺の体からにょきっと生えてきた。
ちくしょうやっぱり夢じゃなかった!
「くあっ…またかっ…」
またしても俺のペニスをしごき始める謎の手。
だが…今度は好きにさせない!
「こんにゃろう!」
手を力ずくで引き剥がすとすぐさま二本目が生えてくる。
だが二本目よりも先に俺自身の手でペニスを握った。
ペニスそのものをガードすれば手出しできまい!
「げっ!」
そう思ってたら手が一気に10本くらい生えてきてペニスをガードする俺の手を強引に引き剥がしにかかってきた!
いくら女の手といってもこれだけの数が相手では力も相当強い!
くそっ!負けるか!
必死にペニスを強く握ってなんとか抵抗しようとするが…
「あっ、ははははは!」
新たに生えてきた二本の手が俺のわき腹をくすぐってきやがった。
あまりのくすぐったさに俺は笑いをこらえられず、ペニスを握る手の力も緩んでしまい…
とうとう俺の手はペニスから引き剥がされてしまった。
「あ、くそっ、ずるいぞ」
すぐさま俺のペニスは謎の手に掴まれしごかれ始めた。
引き剥がしたいが俺の腕は10本以上もの手につかまれ動かせない!
「はぁっ、はぁぁぁ」
謎の手は一心不乱に俺のペニスをしごき続ける。
くそっ…上手い…気持ちいい…
せめてもの意地で、快感に抵抗しようとするが…
「うあっ!?」
またしても手が二本生えてきて、俺の乳首を指で弄り始めた。
これがまた気持ちいい…なんて指使いだ…
「ふぁぁぁ」
さらにもう一本生えてきた手が俺の玉袋を揉んできた。
すごく優しい揉み方で、痛いどころか気持ちいい。
こんなにあちこち気持ちよくされたら…もう…我慢できねぇ…
「くそっ…また出ちまう…うあああっ!!」
またやられた…俺は謎の手にまたしても射精させられてしまった。
そしてたくさん生えていた謎の手は俺を射精させると一斉に俺の体の中へと引っ込んでいった。
ちくしょう…風呂なのに全然落ち着かねぇ…
<3>
外出先のコンビニで雑誌を立ち読みしていた時。
ズボンの中でペニスがしごかれるのを感じた。
(なっ!?)
慌てて俺はコンビニのトイレの個室に入って鍵をかける。
そしてズボンを下ろして中を確認すると…案の定。
生えてきた謎の手が俺のペニスをしごいていた。
(勘弁してくれよ…外でする趣味なんて俺にはないぞ)
かといって下手に抵抗して大きな物音を立てたら怪しまれる。
仕方ない、ここはあえて無抵抗でさっさと終わらせよう。
射精すればこいつはひっこむはず。
(んんっ…)
謎の手は俺のペニスをしごき続けている。
相変わらずこいつの手コキは気持ちいい。
このまま無抵抗ならあっさりイかされてしまうだろう。
「うぅっ…」
いかん、ちょっと声が出てしまった。
怪しまれないよう声だけは我慢しなくては。
もちろんそんな事はおかまいなしに謎の手の手コキは執拗に続く。
(あぁ…きた…もうすぐ…出る)
射精感が近づいてくる。
もうさっさと終わらせたい俺は抵抗せず快感に身を任せる。
(イ…イく…イくぅ…んんっ!)
程なくして俺のペニスから精液が噴出される。
気持ちよかった…だんだんこの謎の手の手コキに慣れてきてる自分がちょっと嫌だけど。
と思ってたら。
「あ、あれっ!?」
ひっこむかと思ってた謎の手が射精したばかりのペニスを再びしごいてきやがった!
まだ続ける気なのか!?
くそっ、無抵抗なんで調子にのったか!?
さすがに止めようかと思ったその時、コンコンとドアがノックされた。
やばい、人が来た!
「す、すいません、入ってます」
なんとかそれだけ言うと外の人が去っていく足音が聞こえた。
あ、焦ったぁ…
しかし謎の手がペニスをしごくのは止まらない。
(こ、こいつ…本当に上手い…出したばっかりなのにもうペニスが大きくなってきやがった…)
連続でこんな事されたらペニスが痛くなりそうなものだが、こいつの手コキにはそんなものを感じさせない。
ただひたすらに、気持ちいい。
謎の手がもう一本生えてきて二本の手でペニスを弄られる。
片方でペニスを握ってしごきながら、もう片方が亀頭を指でなぞったり手のひらを押し付けたり…
き、気持ちよすぎる!ダメだ、さっき射精したばかりなのに…またイかされる!
(んんんんんっ!)
続けて二度目だというのに、驚くほど大量の精液が出た。
それだけこの謎の手の手コキが上手かったのだと思うと複雑だが。
二回の射精で満足したのかようやく謎の手は引っ込んだ。
「終わった…」
とりあえずは助かった。
しかしこいつは場所や状況なんておかまいなしだな…
こんな事が頻繁に起きたら困るしなんとかしないと…
<4>
謎の手が俺の体から生えてくるようになってから半月が経った。
毎日毎日、突然現れては俺のペニスをしごいてくる。
俺もいろいろ抵抗したが成功したためしはなく、結局最後には射精させられてしまうのだ。
外出先やまわりに人がいる状況で出てくる事もちょくちょくあり、そのたびにバレないようにするのは大変だった。
だがいつまでもこれではいけない。
そう思って俺は一度こいつと向き合う事に決めた。
「おい…いるんだろ?ちょっと出てきてくれ、話がしたい」
自分の腹をとんとんと叩き謎の手を呼ぶ、が反応はなし。
「…ちゃんと話させてくれたら後でペニスしごいていいからよ」
そう言うと腹からにゅっと謎の手が生えてきた。わかりやすい奴め。
「お前…何なんだ?突然俺の体から生えてくるなんて」
まず気になったのはこの謎の手の正体。
だが謎の手は返事を返さない。
…まぁ相手が手だけで話す事ができないのでそれは大体想像はついてたが。
「ほれ、ペン貸すから書いてみろよ」
ならば筆談でどうだ、と思いペンを貸してみたが…
謎の手はペンを持ったまま困ったかのようにくねくねと動くだけ。
「なら質問を変える。お前なんで手コキしてくるんだよ」
これも気になっていた問題なので聞いてみる。
が、謎の手の反応は変わらない。
…なんとか意思疎通を図ってみようと思ったが、無理か…
「…じゃあこうしよう。一日一回お前の相手をする時間を作ってやる。だからそれ以外の時、特に人に見られそうな時は出てこないでくれ。頼む」
今まで何度もこいつに手コキされて…気味は悪かったが体調が悪くなるなど実害はなさそうなのはわかってきた。
それになんだかんだでこいつの存在に慣れてきてしまってるし…
この辺を落とし所にして共存…というのもありかと思ってこんな提案を出したんだが…
どうだ?
謎の手は握った拳をこくんと縦に一回振った。
…了承してくれた、と見ていいのかな?
「…まぁ、それで今後はよろしく頼むぞ」
いささか不安もあるがひとまず話はついた、という事にしておこう。
「じゃあ…とりあえず今日の分、今からいいぞ」
そう言うと早速謎の手は俺のペニスを握ってしごいてきた。
くぅっ…相変わらず上手い…この気持ちよさにだけは慣れる気がしない。
「ふっ、あぁぁ」
改めて見てみると…本当におかしな光景だ。
俺の腹から生えてきた女の手が俺のペニスをしごいているんだぜ?
「おぉぉ…」
新たに生えてきた手が俺の玉袋をもみほぐしてくる。
さらにもう二本生えて俺の乳首をいじってくる。
もう何度か経験したが、本当に気持ちいいんだよな、これ…
「お、おい!?」
思わず声を上げて驚いてしまった。
謎の手がさらにもう一本生えてきて、俺の尻の穴を指でいじってきやがった!
「ちょ、ちょっと待て!さすがにそこは…うぐっ!?」
だが止める間もなく指が尻の穴に入ってきた!
中で指がぐりぐりと動いて…
「う、うそだろ…」
こんな経験初めてだというのに…ちょっと気持ちいい!?
指の動きが絶妙で苦痛が快感を越えないよう上手く加減してきやがる…
どんだけ上手いんだよこいつ!
「や、やべぇ、もうイく…イっちまう…」
こんな快感をひっきりなしに送られて…
こんなの我慢できるわけがねぇ!
「イくっ…うぁぁぁぁぁ!!」
ペニスから大量の精液が噴出される。
それを謎の手が受け止めた。
当然手は精液でべとべとに汚れてしまったが…特に気にした様子はない。
しばらくして満足したのか手は引っ込んだ。
しかし…これから毎日こいつと付き合うのか…大丈夫なのかねぇ…